| マクラーレン「アルトゥーラ」との価格やパワーとのバランスが気になる |
さて、マクラーレンは新型ハイブリッドスポーツ「アルトゥーラ」の発表を控えていますが、マクラーレン最大のライバルとも言えるフェラーリもハイブリッドモデルを準備中。
現在は幾度となく(様々なバージョンにて)テストが繰り返されており、搭載されるパワーユニットは「V6+シングルモーター」、コードネームはF171、モデル名は「486」を名乗るとも。
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その出力は700馬力にも
現時点ではスペック/仕様ともに不明ではあるものの、エレクトリックモーターは110馬力を発生し、システム合計では700馬力にも達すると言われるので、かなりなハイパワーということに。
なお、「シングル」モーターはエンジンと直列に配置され、つまりはトランスミッションとエンジンとの間に装着されることになり、最高で30km程度は「モーターのみで」走行が可能だとも。※マクラーレン・アルトゥーラも同様の構造を持つようだが、バックは「モーターにて行う」ためにバックギアが無いらしい
すでに発売済みのハイブリッドフェラーリ、SF90ストラダーレとは異なって(SF90ストラダーレは3モーター)、この新型V6ハイブリッドモデルはフロントにモーターを持たないためRWDレイアウトを採用するということを意味しますが、そのぶん重量も抑えられ、もちろん価格も抑えられることになりそうです。
「ディーノ」の復活はない?
そして最新の情報だと、期待された「(6気筒繋がりということから)ディーノ」の名は与えられず、かわりに「486」の名が与えられると言われますが、その由来は現時点では謎のまま。
ちなみに「458」は「4.5リッターV8」、「488」は「一気筒あたりの排気量(488cc)」に由来しますが、もしかすると「486」は「1気筒あたり488cc、6気筒」ということなのかもしれません。
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少し前にはフェラーリ関係者を名乗る人物が「488(当時は488が現役)の上と下に位置するモデルを開発中」だと匿名にて掲示板へと書き込み、上はビッグブラザー、下はリトルブラザーと(社内で)呼ばれているといったコメントがなされたことも。
そしてもちろん「上」はSF90ストラダーレ、「下」が今回のV6ハイブリッドモデルということになりそうです(出力もF8トリブートより低く抑えられるようなので)。
そしてポジション的にF8トリブートよりも下となると、価格についても「3000万円以下」に設定されることになるのかもしれません(希望的観測)。
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参照: Car Magazine