| どうやらマンソリーのカスタムにはけっこうな需要があるらしい |
中東を中心に「他の人と同じクルマに乗りたくない」人の支持を集めているようだ
さて、ここ最近続々と新作を発表するマンソリー。
これまで得意としていたメルセデス・ベンツのほか、フェラーリ、ポルシェ、ブガッティなど幅広いメーカーそして車種にまでその触手を伸ばしており、その勢力を急速に拡大しているといった印象です。
そして今回新しく公開したのがフェラーリ・ローマのカスタムカーで、マンソリーいわく「イタリアの伝統とドイツのチューニングノウハウとの融合」だとしており、そのアグレッシブな姿を大胆に主張しています。
マンソリーによってカスタムされたフェラーリ・ローマはこんなクルマ
そこでこのフェラーリ・ローマを見てみると、まずはフロントバンパーが入れ替えられ、グリル(インナー)はマンソリーオリジナルのスラットへ、その下のインテークは大きく左右へと拡大して獰猛な印象に。
さらにバンパーサイドにはエアガイドが取り付けられているうえ、フロントフードもエアアウトレット付きの新デザインへと置き換えられています。
フロントフェンダー上のスクーデリア・フェラーリ”シールド”エンブレムはマンソリー独自デザインのカーボン製へ、その下にはカーボンファイバー製の大型ブレードが装着済み。
ドアミラーにもカーボン製のエアロカバーが装着され、サイドステップにもブレード形状を持つウイングが取り付けられています。
もちろんホイールも交換されてローダウン済み。
リアだと左右テールランプの上、そしてその間にちょっとだけフロートしたウイングの装着によってローマのイメージが一新。
さらにリアディフューザーはマンソリーのほかモデル同様に大きく深いデザインへと改められ、フィンにはイエローのハイライトが付与されています。
そしてマンソリーはインテリアにも手を入れており、ブラックレザーをメインにイエローレザーとイエローステッチのアクセントが付与され、ステアリングホイールの12時位置にはイタリアンカラー。
パドル横にはイエローのドリームラインが入ります。
シートセンターにもイタリアントリコローレ、そしてそれを起点に片側はブラックのメッシュ(内側はイエローのようだ)、もう片側はイエローというアシンメトリー仕様。
シートベルトには「MANSORY」の文字が入ります。
なお、マンソリーはこのフェラーリ・ローマの運動性能について公表していないものの、以前に発表された別バージョンだと(ノーマルの)620馬力から710馬力へと一気に90馬力も出力アップが向上しており、これによって0-100km/h加速はノーマルよりも0.3秒速い3.1秒をマークするほか、最高速は332km/hに達するとアナウンスされています。
価格についても非公開ではありますが、これまでの例からすると「(コンプリートカーとしての価格は)新車価格の約2倍」程度かもしれませんね。
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