
| 「ミニバン」といえどフェラーリらしい要素が満載、まさに新世代のフェラーリである |
キャビンは「最小」、まるで砲弾のような流線型シルエット
さて、現在フェラーリは「家族で乗れる」クルマとしてプロサングエを販売していますが、その前には「GTC4ルッソ」なるシューティングブレークの展開も行っています。
つまりフェラーリはけっこう前からデイリーユースを意識したクルマを発売しているということになりますが、今回はJunwan Woo, Seyoon Kim氏らによるレンダリング作品「フェラーリ ファミリア(Ferrari Fimglia)」が公開されることに。
このレンダリング(もちろんフェラーリ非公式)はその名が示す通りに「ファミリー」をターゲットとしたもので、その発案の起点は「もしフェラーリが家族全員を収容できるフェラーリを発売したならば」。
フェラーリ・ファミリアはこんなクルマ
そこでこのフェラーリ・ファミリアを見てみると、ボディ形状は「シューティングブレークとミニバンの中間」くらい。
極端なキャブフォワードデザインを持ち、これはホイールベース間に「6つの」シートを収めるためのだと思われます。
プロサングエやSF90ストラダーレを連想させるフロント、そしてフェラーリらしい抑揚のきいた前後フェンダーを持っていて、一部にはF80っぽいデザイン要素も。
サイドを「抉る」という、ここ最近のフェラーリのデザイン的特徴も備えており、テールランプもやはり近年のフェラーリっぽい「LEDライトバー」。
テールパイプがないところを見るに、ピュアエレクトリックパワートレーンを積んでいるのかもしれませんね。
フェラーリ ファミリアはこんな内装を持っている
そこでフェラーリ ファミリアのインテリアですが、シートレイアウトはこんな感じで「3列2座」つまり6シーター。
ダッシュボード位置は低く視界は良好。
グラスエリアを広く取っているために開放感も抜群ですね。
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参照:Junwan Woo, Seyoon Kim(Behance)