| けっこうこの予想レンダリングは現実に近いかもしれない |
ランボルギーニとしては「新しい」要素も見られるだけにアヴェンタドール後継モデルには期待したい
さて、ランボルギーニは今年にウラカンのバリエーションを2つ、そしてウルスのバリエーションを2つ発表し、来年にはアヴェンタドール後継モデルを公開すると言われていますが、今回はそのアヴェンタドール後継モデルの「予想レンダリング」がインスタグラム上へとアップされています。
アヴェンタドール後継モデルについて、これまでにもいくつかその予想レンダリングが公開されているものの、今回の作品は実際に目撃されたアヴェンタドール後継モデルのプロトタイプに施されるカモフラージュをデジタル上にて「剥がした」もので、かなり正確性は高いとも考えられます。
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アヴェンタドール後継モデルやはやり「シアン」に近いデザインを採用?
そして今回の予想レンダリングを見るに、そしてそれ以前のプロトタイプからもわかっていたことですが、アヴェンタドール後継V12モデルは「シアンから多くを引き継いだ」デザインとなりそう。
シアンFKP37が発表された際には「シアンのデザインはシアン固有のもので、ほかのモデルには影響を及ぼさない」とも言われていたものの、なんらかの事情が変わったのかもしれません。
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ちなみにこちらはランボルギーニ・シアンFKP37。
そして今回公開された予想レンダリング。
この予想レンダリングは「希望」や「主観」を入れたものではなく、客観的に製作されたものですが、シアンとの共通点はかなり大きい意図考えていいかもしれません(特にリアフェンダーのあたり)。
おそらくはヘッドライト付近のデザイン、フロントバンパーについてもシアンから多くを引き継ぐことになりそうですね。
なお、アヴェンタドール後継モデルについて、「機能的にアヴェンタドールからはキャリーオーバーするものはない」「デザイン的にもアヴェンタドールとの関連性はない」ということがランボルギーニ自身によって語られており、復帰したステファン・ヴィンケルマンCEOが「新しい時代に突入した」ことを示すためにも、意図的にアヴェンタドールとは異なるデザインを採用することも十分に考えられます(加えて、アヴェンタドールのデザイナーはフィリッポ・ペリーニ氏、現在のデザイナーはミッチャ・ボルカート氏という相違もある)。
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ランボルギーニのモデルライフは「10年」に設定されており、よって機能やデザインについて「10年」はもちろん、新型に切り替わった後の10年後も第一線を張れるだけのものを与えることを目的に設計されているといい、さらに現ステファン・ヴィンケルマンCEOは「過去にこだわらず、前を見る」という姿勢を強く押し出しているので、なおのこと「(アヴェンタドールからさらに先に進んだ)未来志向」のデザインを採用することになりそうですね。
新型ランボルギーニV12モデルの予想レンダリングはこちら
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参照:huydrawingcars