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ランボルギーニ、イタリアで最も魅力的な自動車業界の雇用主に認定──働きやすさとイノベーションの融合が評価

ランボルギーニ、イタリアで最も魅力的な自動車業界の雇用主に認定──働きやすさとイノベーションの融合が評価

| 6,400社の中から自動車業界トップに選出されたランボルギーニ |

ランボルギーニはホワイト企業街道まっしぐら

Automobili Lamborghini(アウトモビリ・ランボルギーニ)が、「世界的な人材企業であるRandstad(ランスタッド)による”Randstad Employer Brand 2025”において、イタリア自動車業界で最も魅力的な雇用主として表彰された」と発表。

この賞は6,400社以上を対象に実施された調査に基づき、働きやすさ・多様性・社員の幸福を重視する企業文化が高く評価された結果です。

ランボルギーニの働き方改革と「Lamborghini Feelosophy」

この調査は、34カ国・171,000人を対象に実施され、イタリア国内では7,500人以上が対象に。

150社の中から選ばれたランボルギーニは、ワークライフバランス、前向きな職場環境、財務の安定性、多様性の尊重などで特に高いスコアを獲得しており、6月19日にミラノで開催された授賞式では各受賞企業が一堂に会し、企業ブランディングと雇用戦略の重要性が改めて強調された、と説明されています。

Lamborghini (3)

Image:Lamborghini

ランボルギーニは「Lamborghini Feelosophy(ランボルギーニフィーロソフィ)」という独自プログラムを展開していますが、これは社員の幸福を中心に据えた企業文化を体現するもので、具体的には「Body(身体)」「Mind(心)」「Purpose(目的)」の3つの柱に基づき、心身の健康や目的意識を高める活動を包括的に支援するという内容。

睡眠・栄養・運動・メンタルヘルスに関する支援はもちろん、価値観に基づく教育、共通目標の共有、アクティブリスニングなども実施され、社員が「意識ある企業市民」として自らの成長に取り組める環境が整備されています。

たしかにこれまでにも、「社員食堂には糖尿病患者用のメニューがある」「ランボルギーニ車の貸出プログラムがある」「師弟制度を導入しスキルを伝授する仕組み」「異なる言語や文化を持つ人々を支援する制度」「仕事だけではなく育児・出産において社員間でノウハウを伝えることができるナレッジベース構築」などの取り組みが報じられており、同社が「働きやすい環境」の構築に注力していることも伺えます。

社員の幸福が競争優位性を生む新しい雇用モデル

今回の受賞に際し、ランボルギーニにて「ピープル、カルチャー、そして組織」部門にてチーフを務める(こういった部門がある事自体がランボルギーニらしい)ウンベルト・トッシーニ氏は次のようにコメント。

「この受賞は、社員が最大限に能力を発揮できる環境づくりへの日々の努力が報われた結果です。社員の幸福を最優先とする職場こそが、企業の持続的成長に不可欠だと確信しています。」

Lamborghini (2)

Image:Lamborghini

スマートワークと多様性の推進で持続可能な成長を実現

ランボルギーニでは、柔軟な働き方としてスマートワーキング(リモート勤務)を積極導入しており、仕事とプライベートの両立を支援。

多様性とインクルージョンの観点でも先進的で、信頼・柔軟性・エンパワーメントを核とした人間中心の経営モデルが企業全体に浸透しています。

今回の表彰は、ランボルギーニが全モデルのハイブリッド化を完了したという製品面での大きなマイルストーンとも重なりっていて、環境への配慮と働き手への配慮が同時に実現されていることが、企業としての一貫した未来志向を象徴しているかのよう。

サンタアガタ・ボロニェーゼの本社・工場は単なる生産拠点ではなく、イノベーション、職人技、社員への配慮、責任ある成長が融合する象徴的な場所でもあり、現在では3,000人以上の社員が在籍し、年間1万台以上のスーパーカーを生産する「聖地」。

グローバルな人材から注目を集める、ダイナミックかつインクルーシブな職場環境が広がっています。

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Image:Lamborghini

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参照:Lamborghini

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JUN

2013年より当ブログを運営中。 国産スポーツカー、ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等を乗り継ぎ現在に至ります。 単なる情報の記載にとどまらず、なにかしら自分の意見を添え、加えてクルマにまつわる関連情報(保険やメンテナンスなど)を提供するなど「カーライフを豊かにする」情報発信を心がけています。 いくつかのカーメディアにも寄稿中。

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