マセラティが偽装ナシの新型グラントゥーリズモ・フォルゴーレをサプライズ公開！電動モデル専用のフェイクサウンドも視聴可能【動画】

｜ 最近のマセラティは写真写りがよろしくはなく、よって新型グラントゥーリズモは実車の方がずいぶん格好良く見えそうだ ｜

マセラティ史上、最もパワフルなくるまになると言われ、0−100キロ加速2.7秒、最高速は320km/h

さて、マセラティはフルモデルチェンジ版のグラントゥーリズモを発表する直前ですが、ここ最近いくつかのティーザー画像を公開し、そして今回は偽装ナシ状態の新型グラントゥーリズモを見せる動画を公開するという大サービスを実施。

なお、今回公開されたのはその電動バージョン「フォルゴーレ」ですが、モンタレー・カー・ウィーク期間中にカリフォルニアにて撮影された、とのこと。

マセラティによっていくつかのディティールも明らかに

今回はその外観に加えていくつかのスペックも明らかに。

まずはその外観から見てゆくと、すでに判明しているとおりではありますが、ヘッドライトはMC20に非常によく似た形状を持っており、グレカーレを見てもわかるとおり、今後のマセラティは「この顔」になるものと思われます。

従来型グラントゥーリズモに比較するとノーズはいくぶん短くなったようにも見え、そしてフェンダーの抑揚もやや控えめになり、ただしフェンダー横の「3つの」サイドギルは健在ですね。

サイドから見るとキャビンは非常にコンパクトで、さらには後ろ寄りとなったようにも（全長が短縮されているかもしれない）。

フロントフェンダーの盛り上がりがおとなしくなったぶん、リアフェンダーはより大きく膨らんでいるようにも見えますね。

リアは（フロントに比較して）先代の雰囲気を残しているようにも見えますが、ぐっとクリーンになっているようにも。

バンパー下部の（おそらくガソリンエンジンモデルでは）テールパイプが存在するであろう部位は閉じられており、「EVであること」が視覚的にもわかります。

エンジニアリング面だと、バッテリーは「フロア」ではなくセンタートンネルに配置して地上高を低くしていること、ロールセンターを適正化しているとコメントしていますが、新型グラントゥーリズモではガソリン版と電動版とでシャシーを共有しており、ガソリン版だとトランスミッションやプロペラシャフトが収まっているスペースを「バッテリー収納スペース」として活用したのでしょうね。

スペック的には0−100km/h加速2.7秒、最高速はEVとしてはかなり高めの320km/hとなることがアナウンスされており、出力は不明ではあるものの、トップレンジの「トライ（3）モーター仕様」では1,184馬力に達するのでは、と見られています。

もちろんこれはマセラティ史上もっともパワフルなクルマであり、急速充電器を使用すれば10分間で約160キロの走行をこなせるだけの電力を充電できる、とのこと。

新型マセラティ・グラントゥーリズモのダッシュボードは「極秘」扱い

新型マセラティ・グラントゥーリズモの外観は完全に公開された状態ですが、ダッシュボードはまだ「極秘」扱い。

ただしそれ以外の部分はほとんど見ることができ、先代グラントゥーリズモでは見られなかった「明るい」カラーのインテリアも。

ダッシュボードと思われる部分にはエンボス加工、そして「Grantourismo」のバッジ。

こういった部分を見ると、新型グラントゥーリズモはずいぶん豪華なクルマになるのかもしれません。

なお、この「ブルー」アクセントは電動モデルのフォルゴーレのみに与えられる可能性もありそうですが、シート表皮にはリサイクルファブリックなどサステイナブルな素材が使用されているようですね。

新型マセラティ・グラントゥーリズモを紹介する動画はこちら

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参照：Maserati