| ホンダNSXがカストロールカラーに |
ホンダ、そしてメインスポンサーであるカストロールがスパ・フランコルシャンで戦う「NSX GT3」を公開。
初代NSXは1993年のスパ・フランコルシャン24時間でポールポジションを獲得していますが、その時のスポンサーもカストロールが努めており、「栄光の組み合わせ」が再現されたとも言えそう。
なお、ホンダNSX GT3は完全なるレースカーで、FIA規定に従い4WDとハイブリッドシステムを廃止してMR化。
トランスミッションも9速DSGから6速シーケンシャルへと変更され、485キロ程度の軽量化がなされています。
NSX GT3のポテンシャルには要注目
なお、いくら「レーシングカーへと転用」と言えどもスーパーカーの場合は(もともと軽く作ってるので)485キロも軽くなる例は稀であり、たとえばウラカンのレーシングカー、「ウラカンGT3」では-185キロ(同じように4WDシステムを取り外しているにもかかわらず)。
よって、市販モデルのNSXに積まれるハイブリッドシステムが「かなり重い」であろうことも想像できますね。
なお、ベントレー・コンチネンタルGT3の場合は「ノーマル比-944キロ」という驚くべき数字ですが、これも4WDシステムのほか、高級車ならでは「遮音材」などを剥がした結果なのかもしれません。
カストロール(オイルメーカー)は1960年代からモータースポーツへのスポンサー活動を行っており、フォルクスワーゲン、トヨタ、フォード、アウディなどのスポンサーでも有名。
ホンダとはバイクレースにおいてもパートナーシップ契約を結ぶなど、関係性の強い会社でもありますね。
↓カラーリングが施される前のNSX GT3はこんな感じ
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