| 様々な事情で現在マツダ・ロードスター / ロードスターRFを購入できない人には「刺さる」かもしれない |
やはりオープン、荷室、乗車定員といった事情から購入に二の足を踏んでいる人も少なくないはずだ
これまでにも「レクサスISシューティングブレーク」「レクサスLCシューティングブレーク」「GR86ハッチバック」など数々のセダンやスポーツカーを「ワゴン化」してきたアーティスト、シュガーデザイン氏。
今回はマツダ・ロードスターをシューティングブレーク化した「マツダ・ミアータ・ハッチバック」のレンダリングを作成し自身のインスタグラム上へと公開しています。
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マツダ・ロードスターのコンパクトさをキープしつつも荷室を増大
今回公開されたマツダ・ミアータ・ハッチバックのレンダリングを見るに、ホイールベースやドアはそのままに、ルーフとリアフェンダー以降のデザインを変更して「シューティングブレーク化」したもよう。
この方法だと車体がコンパクトかつ重量増加も最小限に抑えられ、スポーツカーにとっては非常に好ましい手法だと言えそうです。
ルーフも後端に向けてスロープし、リアウインドウもゆるやかに「寝た」角度を持つので荷室スペースは一般的なハッチバックやワゴンには及ばないと思われるものの、それでも収納スペースが少なく購入をためらっていたロードスターユーザー予備軍には「(もし実際に発売されれば)朗報」だといえそう。
もちろん収納スペースをさらに拡大するにはボディの延長や、ルーフからリヤハッチを「箱型」にするといった手法もあるかとは思いますが、それによって運動性能を残ったりスポーティーな外観が損なわれるのはユーザーとしても「勘弁」なのかもしれませんね。
なお、このレンダリングでのリアサイドウインドウ、リアフェンダーの「切り上がる」様子はなかなかにダイナミックであり、リアフェンダー上に設けられたプレスラインとともにこの作品のひとつのハイライトだと言えるかもしれません。
マツダはロードスターのワゴンを(コンセプトカーであっても)製作したことはないと認識しているので、このロードスター・ハッチバックが生産に移される可能性は低そうですが、現在のロードスターユーザーの多くは、ロードスターを「ピュアスポーツ」として捉えるよりも「手頃な価格で購入できるカッコいいスポーティーカー」だと捉えているように思われ、かつオーナーには年配の人の比率が高いという印象も。
そして現在のロードスターユーザーの多くは(ロードスターに)「非日常性」を求め、今までなかなか乗ることができなかったオープンスポーツに今こそ乗ろうと考えた人も少なくはないと思うものの、逆に(色々な意味で)非日常的過ぎて購入できないという人もいるはずで、であればこういった実用性を備えた「スポーティーな」クルマの需要も一定以上はあるのかもしれません。
加えて、このロードスター・ハッチバックが「4シーターだったら」ロードスターの需要を飛躍的に拡大する可能性もありそうです。
マツダ・ミアータ(ロードスター)ハッチバックのレンダリングはこちら
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参照:Sugardesign(Instagram)