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もしも「三菱パジェロ エボリューション」が復活し2026年モデルとして発売されたら?現実には「望み薄」ではあるが、ぜひダカールラリーを走る勇姿を見たいものである

もしも「三菱パジェロ エボリューション」が復活し2026年モデルとして発売されたら?現実には「望み薄」ではあるが、ぜひダカールラリーを走る勇姿を見たいものである

enochgonzalesdesigns(Instagram)

| 現在三菱は「日産地競合しないよう」車種そして市場を慎重に選んで展開しているが、今後のことはまだわからない |

今後の日産、そして三菱の動向次第では「あらゆる可能性が残されている」

さて、三菱はその歴史の中で非常に印象的なクルマをいくつかリリースしており、そのひとつが「パジェロ・エボリューション(1997年~1999年)」。

通常のパジェロをベースとし、ハイパワーなエンジンとラリー競技に参加するマシンを彷彿とさせるボディデザインを採用していますが、これは実際に「ダカールラリーでの勝利を目指して開発された」からで、販売そのものは日本国内に限定されていたものの、近年ようやく世界中のモータースポーツファンから正当な評価を受けるようになっています。

「新型」三菱 パジェロ エボリューションのレンダリングが登場

そして今回登場したのがフィリピンの「イーノック・ゴンザレス・デザイン(Enoch Gonzales Designs)」のクリエイターが制作した”2026年モデル”の新型パジェロ エボリューション。

ただし「新型」といえど初代パジェロ・エボリューションにインスパイアされたことは明らかで、2ドアボディにアグレッシブなエアロパーツを装備しており、ひと目見て「パジェロ エボリューション」であるとわかるデザインに。

一方、イーノック・ゴンザレス・デザインでは新しい要素を追加しており、「ブリスターフェンダー」ではなく「アーチエクステンション」によるワイド化、ランサーエボリューションでおなじみのボルテックスジェネレータをも見て取ることが可能です。

その他の特徴を見てゆくと、ボンネットにはオリジナル同様の「ノストリル(鼻孔)」型エアインテークが配置され、フロントバンパーにはブラッシュガード風のデザインとLEDフォグランプ、そして頑丈なスキッドプレート。

ドア前方のフェンダーには三角形のエアインテークがあり、ルーフ後端にはフィン付きのベンチュリージェネレーターを装備するほか、現代のSUVでは珍しく、イーノック・ゴンザレス・デザイン版パジェロは大径ホイールではなく、分厚いサイドウォールを持つタイヤを採用しています(ホイールデザインは、1990年代に三菱のラリーマシンと結びついていたOZラリースタイル、そして背面スペアタイヤも健在である)。

このレンダリングにおいて「もっとも興味深い」部分は”日産車の影響が見られる”ところで、最近発表された日産「パトロール」を連想させるプロポーションやディティールも。

イーノック・ゴンザレス・デザインが現在の三菱の状況を考慮し「新型パジェロが登場するとしても、それは日産車ベースになるであろう」と考えたのかどうかはわかりませんが、ぜひとも三菱にはパジェロを復活させてもらい、ダカールラリーを走る勇姿を見せてほしいものですね。

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参照:enochgonzalesdesigns(Instagram)

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