| 同じような馬力でもその他は異なるところが多い |
990馬力のトヨタ・スープラと980馬力の日産GT-Rとの加速勝負。
馬力こそ同じくらいではあるものの、両者には多くの差異があり、まずは駆動方式。
日産GT-Rは4WD、スープラは後輪駆動。
そしてGT-Rのトランスミッションは7速デュアルクラッチ、スープラは6速マニュアルとなっています。
トヨタ・スープラは日産GT-Rよりも250キロ軽量だ
よって定石通りに考えるならば日産GT-Rの圧勝となるのですが、重量についても大きな差があって、GT-Rは1760キロ、スープラは1510キロ。
チューニングによって重量差が縮まっていなければ両者の間には「250キロ」の差があり、これは加速勝負においては非常に大きな数字。
実際に日産GT-RとメルセデスAMG GT Rとのドラッグレースにおいても、AMG GT Rがその軽量性を活かして駆動方式のビハインドをはねのける活躍を見せており、その勝負の行方が気になるところ。
それでは動画を見てみよう
こちらがその動画、「990HP Toyota Supra vs. 980HP Nissan R35 GTR Rolling Start Drag Race」。
動画を見ると、やっぱり話にならないくらい日産GT-Rの圧勝。※見たところGT-Rはリアウイングも取り外し、空気抵抗を軽減するなど加速重視
どんなに馬力が出ていたとしても、やはり1990年代の車だと、そのトラクションコントロール性能、メカニカルグリップという点では「どうしようもない」のかもしれませんね。
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