| これまでのエクストレイルに比較すると大きな変化が与えられたようだ |
さて、フルモデルチェンジ版の新型日産エクストレイル(海外ではローグ)と見られる画像がリーク。
内容からするに、おそらくは内部もしくは外部に向けた説明用資料の一分だと思われますが、内外装がほぼ完璧に分かる内容となっています。
エクステリアについては、これまでにもパテント画像が流出していたためにおおよその予想はついていましたが、今回新しく判明したのは「インテリア」。
リーク画像を見るに現行エクストレイルから大きく進歩しているようです。
ここでそれら画像を見てみましょう。
新型日産エクストレイルの外装は「パテント出願通り」
まずはエクステリアについて、これは大方の予想通り。
新型ジューク同様にLEDデイタイムランニングランプがバンパー上部へと移動し(これまでのスパイフォトからするに、ウインカーもここへ内蔵)、その下にあるのがおそらくはヘッドライト。
ただしジュークの「丸」とは異なり、角張った形状を持っていて、そのために印象は(ジュークとは)大きく異なるようです。
フロントグリルはもちろんVモーション、そしてバンパーのアンダー部にはロックガード風形状を持つシルバーの加飾も見られます。
なお、このルックスは先日公開された、ロシアのKolesaによる予想レンダリング(下の画像)と非常に高い共通性を持っていて、いつもながらKolesaはいい仕事をしたといえますね。
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リアもこれまでのエクストレイルとは大きく異る部分で、リヤバンパーアンダーの大部分が樹脂製パーツとなり、これによって塗装面積の「上下幅」が小さくなったため、車体がボッテリ見えずに軽快感すら感じられるように。
反面、大きなロックガード風パーツが与えられることでスポーティーさを演出しているようです。
フロントもそうですが、リアにも「車体下部に台形状パーツを用いることで」安定感を演出しているように見て取れます。
これらリーク画像を見る限り、新型エクストレイルはスポーティーさと高級感、アウトドア感とシティっぽさという相反する要素をうまくバランスさせてきたようにも。
新型日産エクストレイルのインテリアは大きく進化
そして大きく変わったのがインテリア。
メインのメーターはフル液晶(標準なのかオプションなのかは不明)、そしてダッシュボードには大きな液晶ディスプレイ。
ダッシュボードやドアのトリム上部にはブラウン、その下にはブラックレザーが採用されており、おそらくこれは上位モデルのインテリアだと思われるものの、レザー部分にはコントラストステッチが入るなど高級感が目に見えて向上しているようです。
加えてシート表皮にはダイヤモンド状のステッチが施され、質感もアップしていることがわかります(エクスレイルのメインマーケットである北米では”高級感”が重視されるからか)。
そのほかの画像を見るに、おそらくは最新の運転支援システムが装備されるのも間違いなさそう。
メーター、インフォテイメントシステムを強調した画像があるところからも、これらが新型エクストレイルの「最大のウリのひとつ」であることがわかります。
全般的に、デザイン、機能、質感が大きく向上しているように思えますが、気になるのはその価格。
順当にゆくと価格も大幅アップとなりそうですが、日産は「車種を絞って、そのかわり販売するモデルは価格を抑えて他社との競争力をもたせる」という方針を採用しているように思えるので、新型エクストレイルも意外や求めやすい価格で販売されるのかもしれません。
VIA:WorldScoop