トヨタがまたまた新しい特許を出願。
今回は「向こうが透けて見えるAピラー。
先日の「シートとセンターコンソールとの間に物が落ちて取れない」問題同様、このA。ピラーも自動車であれば必ずつきまとう問題だと思います。
これを解決するために各社ともAピラーを細くしたり(あまり補足すると強度が落ちるので限界がある)、「三角窓」をつけてみたりと様々な工夫を行っていますが、日産はセレナにて「Aピラーの内張りすら薄くすることで、実際に車内から見たときの死角を減らす」ということまで。
今回トヨタの出願したシステムは、「車体外部にあるカメラが捉えた(Aピラーの死角となる)映像をAピラー内側に投影する」ものですが、今後モニター/ディスプレイ関連技術が進歩すれば、こういった複雑な面にも映像を映し出すことが可能となりそうですね(ちょうど007ダイ・アナザー・デイでヴァンキッシュの車体にカメラを装着し、「反対側に”その反対側の”」映像を映すことで見えなくしていたように)。
ゆくゆくはプラネタリウムのようにインテリア全体に映像が出るようになるかもしれず、こういった技術についてはさらなる進歩が望まれるところですね。
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