| 英国版「86の日」にトヨタ86スペシャルエディション登場 |
トヨタが86のスペシャルエディション”86th edition of Le Mans”を公開。
これは「86回目」の開催となるル・マンにあわせて「6月8日」に公開したもの。
要は数字にかけら「語呂合わせ」のようなものですが、欧米では年月日の表示を日本のように2018/6/8とするのではなく、逆から8/6/2018とするので、6月8日は「86の日」ということに。
過去にル・マンを走ったトヨタのレーシングカーをイメージ
なお、この「86th edition of Le Mans」をカスタム製作したのはトヨタUK(英国トヨタ)で、公開された3台はそれぞれ1台づつの「ワンオフ」モデル。
トヨタ・モータースポーツ本社が英国にあるせいかトヨタUKはモータースポーツに対して非常に熱心で、ときどきこういった企画モノを公開していますね。
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最初の青い一台は「トヨタTS010」へのオマージュとなっています(ただしメインスポンサーが当時のDENSOからCASIOへ)。
TS010はF1由来の3.5リッターV10エンジン(700馬力)を搭載。
ル・マンには1992年と1993年に参戦し、1993年には36号車が総合4位に入賞しています。
次はトヨタTS020へのオマージュ(メインスポンサーがESSOからZENTへ)。
エンジンは3.6リッターV8ツインターボ、700馬力。
TS020は1998年にル・マンに参戦しており27号車が総合9位に。
1999年には総合2位に入賞する活躍を見せています。
なお、ロードバージョンが一台だけ製造された、と言われていますね。
三台目はトヨタTS050ハイブリッドへのオマージュ。
2016年、2017年にル・マンへと参戦し、2016年には優勝確実と見られながらも残り6分でまさかの「ノーパワー」、2017年には総合8位に入賞。
それでは動画を見てみよう
こちらがトヨタUKの製作した86のスペシャルバージョンが一気に登場する動画、「24 Hours of Le Mans: Toyota GB's GT86 Tribute」。
トヨタ86(アメリカではScion FR-S)のチューニングカー“Maximum Attack”がシカゴ・オートショーに展示される様子。
日本のモータースポーツのオマージュだそうですが、「86」をナンバーにするあたり、よくわかっている、と肯きたくなります。