| トヨタがついにル・マンで勝利を飾る |
トヨタが悲願のル・マン24時間レース初優勝。
今回出場したのはこれまで(2016年に登場)と同じTS050ハイブリッド、そして2台。
7号車は小林 可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス組、8号車は中嶋 一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ組となっており、このうち優勝したのは8号車。
スタートから1位を一度も譲らず、7号車も2位に入賞するという圧倒的な強さを見せています。
トヨタが悲願のル・マン初優勝
2016年には2台体制でル・マンに臨み、圧倒的とも言える速さで5号車がポルシェ919ハイブリッドを抑えるものの残り6分でまさかの「ノーパワー」となり、結果的に6号車が2位を記録したのみ。
続く2017年は3台で臨むも2台がリタイア、1台が2位(総合6位)。
しかもこの年は下位カテゴリのLMP2が猛烈な速さを見せるなどなにかと苦しんでいた年だと言えそう。
2018年はそれまで三連覇を成し遂げたポルシェ919ハイブリッドが不在(ポルシェはル・マンから撤退)なるも、その影響を感じさせない「完璧な勝利」を見せたということになりますね。
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2016年は優勝を確信しており、記者会見に備えたコメントを用意してスーツまで着込んでいたということですが、今回ようやく笑顔で発表を行えることになり、本当に良かったと思います。
更にトヨタはル・マン開催に合わせて「GRスーパースポーツコンセプト」の発売について明言していますが、幸先のいいスタートを切ったということにもなりますね。
そして、豊田章男社長のコメント第一声は「思いっきり走ってくれて、ありがとう!」。