| 「ストラクチュラル・ブルー」に続く新たな特別仕様 |
レクサスが「LCイエロー・エディション(LC Yellow Edition)」を発表。
実車はパリ・モーターショーでの発表だそうですが、ひとまずはオンラインにて先行公開されています。
ボディカラーは「フレア・イエロー(Flare Yellow)」で、これはレクサスLC発表時に設定された「ネープルス・イエロー」とは異なる専用色。
外装色のほか内装も専用色
その他の「特別仕様」としては外装だと21インチホイール、カーボン製パーツの追加(ルーフ、リアスポイラーなど)、インテリアではイエローのアルカンタラ、コントラストステッチ採用の10way調整式レザーシート/ステアリングホイール/アームレスト、ヘッドアップディスプレイ、マークレビンソン・プレミアムオーディオ等。
レクサスLCは「スタイリッシュなスポーツクーペ」という位置づけですが、プラットフォームには新開発のGA-Lを使用し、ボディ剛性は「LFA同等」。
パワートレインについて「LC500」には5リッターV8/477馬力、ハイブリッド版の「LC500h」だと3.5リッターV6(299馬力)+180馬力のモーターを組み合わせ。
トランスミッションは前者が10速AT、後者がマルチステージハイブリッドトランスミッション(電気式無段変速機)が与えられ、価格はそれぞれ1300万円/1350万円。
発売後には「目標の36倍」に相当する台数を受注したとして話題になりましたが、継続して好調さを維持しているようで、比較的(価格に比して)目にする確率の高いクルマでもあります(自宅近辺だけでも3台が生息している)。
ライバルはポルシェ911、メルセデス・ベンツSクラスクーペあたりになるかと思われますが(この両者はまったく違うクルマなれど、レクサスLCは両方の性格を内包している)、それらと比較しても十分な魅力を発揮できる一台だと思います。
今回の「イエロー・リミテッド」については価格や限定台数/対象地域など詳細の公表はなく、そのボディカラーについても「こだわり」は謎のまま。
レクサスはLCはについて、先日モルフォ蝶の翅に着想を得た構造色を採用する「ストラクチュラル・ブルー」をテーマにした特別仕様車を発売していますが、今回のイエロー・リミテッドがその第二段的な扱いになるのかどうかも不明。
↓こちらが「ストラクチュラル・ブルー・エディション」
ただ、いたずらに走行性能を追わず、「色」といった視覚を刺激するところにこだわったのはレクサスらしく、他のライバルたちとはちょっと違うところでもありますね。
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