| ジープ・ラングラーがサビサビの外観に |
中国より登場の「ジープ・ラングラー・リミテッド」カスタム。
ナンバーを見ると北京在住のオーナーのようですが、外観は見ての通りサビサビ。
なおタイヤ/ホイールも交換され、車高がリフトアップされたり、各種バーやLEDライトが取り付けられるなど、かなりワイルドな仕様です(ハミタイが合法なのかどうかは不明)。
ここまで手がかかったカスタムカーも珍しい
なお、その「サビ」に加えてヒンジなど細かいパーツにもエイジング加工が施され、「年季」を感じさせる仕上げに。
この「サビ」はラッピングではなく、実際に薬品を使用してサビさせているようにも見えますが、ヒンジ、アンテナには傷も入れられているようですね。
インテリアもヴィンテージ加工
内装についても、外装同様に「ヴィンテージ加工」。
ルーフ含めてすべてが張り替えられているものの、使用されるアルカンターラ、レザーともにアンティーク風(張り替えてからすぐクラッシュ加工を施した、ということに)。
手がけたのはブルガリアのヴィルナーですが、このチューナーは中国にもオフィスを構え、中国の「カスタム需要」を見込んでいるようです。
ステアリングホイールも「スレ」や「ハゲ」「汚れ」にてダメージを再現。
ダッシュボードは総アルカンターラ張りですね。
シフトノブはアンティークっぽいスカル(ドクロ)。
シャフト部分には革紐が巻き付けられるなど演出もたっぷり(インディ・ジョーンズやパイレーツ・オブ・カリビアンを連想させる)。
エアコン吹出口は劣化した真鍮風。
ドア内張りは張り替えられるだけではなくレザー製のポケットも。
ヌメ側のような感じなので、使用してくるにつれ、また日焼けによって表情が変わってきそうですね。
そしてドアポケット部の加飾も「ハンマーで叩いた金属風」。
リアシートにはレザーの専用バッグ。
カーゴマットもくたびれたレザー風で、いまだかつてここまで手の込んだカスタムが施されたジープ・ラングラーも無いだろう、と思わせるほど。
いや凄いなこのクルマという印象ですが、これが「中国から出てきた」のには驚きです。
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VIA:Vilner