| トヨタが珍しく火災の可能性にてプリウスをリコール |
トヨタは非常にリコール率の低い会社ですが、今回は珍しくプリウス、プリウスPHV、C-HRをリコール。
しかも「最悪の場合は火災に至る」としています。
なお、この問題がわかったのは「市場からの情報による(1件のみ)」となっており、つまり消費者からの連絡によって判明した、ということに。
さらに、この不具合によって「部分焼損1件」だと報告されており、この1件において「火災が生じた」ということになりますね。※リコール届け出内容はこちら
製造期間は平成27年10月26日~平成30年5月16日、対象は全部で553,870台。
トヨタは55万台のプリウスをリコール
なお、トヨタが今回発表した問題の原因、そして対策は下記の通り。
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
エンジンルーム内の電気配線において、組付ばらつきの検討が不足していたため、当該配線が保護カバーのない箇所で周辺部品と干渉しているものがある。そのため、走行時の振動により当該配線の被覆が損傷して、配線同士が短絡、発熱し、焼損することがあり、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。
改善措置の内容
全車両、当該配線を点検し、被覆に損傷がないものは保護材を追加する。また、被覆が損傷しているものは保護材を追加した新品と交換する。
リコールの対象の車台番号、製作期間はこちら
プリウス
・ZVW50Z VW50 - 6000001 ~ ZVW50 - 6133476・・・132,568台
平成27年10月26日~平成30年5月15日
・ZVW50 - 8000001 ~ ZVW50 - 8083918・・・83,353台
平成27年10月26日~平成30年5月15日
・ZVW51ZVW51 - 6000001 ~ ZVW51 - 6069170・・・69,002台
平成27年10月26日~平成30年5月16日
・ZVW51 - 8000001 ~ ZVW51 - 8044194・・・44,097台
平成27年10月26日~平成30年5月14日
ZVW55ZVW55 - 8000001 ~ ZVW55 - 8062717・・・62,593台
平成27年10月26日~平成30年5月15日
プリウスPHV
・ZVW52 - 3000101 ~ ZVW52 - 3084418・・・33,630台
平成28年8月31日~平成30年5月15日
C-HR
ZYX10 - 2000001 ~ ZYX10 - 2131895・・・128,627台
平成28年11月8日~平成30年5月14日