| これで「レビン」の名にふさわしいルックスに |
トヨタは中国において(現地企業の合弁にて)数多くの専用車を展開していますが、そのひとつが「レビン」。
日本だと”ハチロク”、そしてその後のAE92、AE100、AE110世代のレビンとトレノが有名ではあるものの、その後は残念ながら後継モデルはなく絶版状態。
ただし中国ではガソリン車のほか「ハイブリッド」「PHEV」として復活を遂げていて、今回はその「中国版レビン」がカッコよくマイナーチェンジされるという報道。
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中国の「レビン」はこんなクルマ
そして中国のレビンですが、こちらはガソリンエンジン版。
フロントは日米で発売されているカローラによく似たルックスではあるものの、ヘッドライト内部がやや異なる模様。
こちらはハイブリッド版。
こちらもガソリンエンジン版とほぼ同じ外観ですが、やはりヘッドライト内部のデザインが独自のものへと変更されているようです。
こちらはプラグインハイブリッド版。
さすがにPHEVだけあってグリル内部のメッシュ部分がルーバーに変更されたり、パネルへと変更されるなど、ちょっと未来感が出ていますね。
なんとなくプリウスにも通じるデザインを持つようにも思えます。
新型トヨタ・レビンはこうなる
そしてこちらが新型トヨタ・レビン。
フロントバンパーは北米で販売されているカローラ・セダンっぽいデザインへと変更されるようですね。
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リヤもまた北米のカローラ・セダンと同様のデザインを持ち、ディフューザーが装備されるところも同じ。
ただし北米は版は「トランクリッドスポイラーが装着されるのに対し、中国版レビンでは「ウイング」。
トヨタはほかにこんな「中国専用」モデルも
そしてトヨタはほかに中国専用モデルを多数導入していますが、こちらはC-HR EV。
現地ではEV購入者に対する税制優遇などの措置があり、EVが好まれることからもこういった「中国専売EV」をいくつか用意している模様。
通常のガソリンエンジン搭載版C-HRも販売されていますが、そちらとはデザイン的な差別化が図られていて、一見してEVだとわかるデザインですね。
ちなみにこの画像に装着されるナンバープレートのように、(中国においては)下半分がグリーンのグラデーションとなっているプレートがEV(もしくはPHEV)専用です。
こちらは中国専売車、IZOA。
C-HRとの兄弟車となり、C-HR/IZOAともどもガソリンエンジン搭載車そしてEVが販売されています。
同じようなクルマが二車種ラインアップされる理由は不明ですが、チャンネルによって「分けて」いるのかもしれませんね。
VIA:諜報家