| 正直、ランエボの速さはハンパではなかった |
さて、CarwowがトヨタGRヤリスと三菱ランサー・エボリューションVI トミー(トミ)・マキネン・エディションとをドラッグレースにて競わせた動画を公開。
発売時期やボディ形状こそ異なるものの、両者ともラリー競技用のホモロゲーションモデルであり、もちろん4WDそしてマニュアル・トランスミッションという共通点も。
ここで両者がドラッグレースを走った様子を見てみたいと思います。
両者の間には「20年」の隔たりが
事前に把握しておかねばならないのは、GRヤリスの発売は2020年、しかしランエボVI トミー・マキネン・エディションの発売はその20年も前の2000年ということ。
まず、GRヤリスに搭載されるのは1.6リッター3気筒ターボ、出力は272PS/370Nm。
対するランサーエボリューションVI トミー・マキネン・エディションのエンジンは2リッター4気筒、最高出力280PS/275Nm。
これはトミー・マキネンが1996年から4年連続でWRCドライバーズチャンピオンを達成したことを記念するモデルで、エクステリアがWRCマシンをイメージしたグラフィックへと変更され、さらにチタンアルミ合金製タービン採用や車高ダウン、ステアリングギアレシオ変更、ボデイ剛性の強化など様々なアップグレードが施された特別仕様車です。
ちなみにトミー・マキネンは2017年よりToyota Gazoo Racing WRTのプリンシパルを務めていますね。
なお、重量についてはけっこうな差があり、GRヤリスは1,280Kg、ランエボVI トミ・マキネン・エディションは1360kg。
実際に走ってみたらこうなった
そこでGRヤリス、ランサー・エボリューションVIトミ・マキネン・エディションとがドラッグレースを走った様子ですが、スタートはやはり軽くトルクのあるGRヤリスがリード。
もちろんトラクション性能にも「20年の開き」があるものと思われます。
ただしそこからランエボVI トミ・マキネン・エディションは追い上げを見せて僅差でゴール。
動画ではなんどかゼロヨンを走っていますが、いずれも大きく差が開かず、重量とトルクに劣るランエボVI トミ・マキネン・エディションがここまでの速さを見せたのにはちょっとびっくりですね。
トヨタGRヤリスと三菱ランサーエボリューションVIとのドラッグレース動画はこちら
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参照:carwow