トヨタがデトロイト・モーターショーで新型カムリを発表。
日本で「カムリ」というとオッサンくさい印象がありますが(ぼくはしばらく4世代目のカムリに乗っていたことがある)、北米やオーストラリアなどでは非常に人気があり、とくにアメリカでは累計1000万台を達成した人気モデルでもります(永らく”盗難されやすい車”のトップという不名誉な記録も持っていた)。
8世代目となる新型カムリですが、やはり現代のトヨタっぽいデザインに変更。
左右に向かって垂れ下がり、覆いかぶさるような奇妙なデザインで、これはレクサスも共通ですね。
プラットフォームはトヨタお得意のTNGAを採用し、トヨタによると「さらに躍動感溢れ、運転が楽しい」とのこと。
全長は4860ミリに拡大しているものの全高は25ミリ低くなっており、これは先に発表されたレクサスLS同様。
ルーフラインもクーペスタイルっぽいデザインを持ちますが、これもレクサスLS同様であり、今後トヨタのセダンはこのルーフラインを採用するのかもしれません。
エンジンは3.5リッターV6もしくは2.5リッター、トランスミッションは8AT。
2.5リッターモデルは新世代のハイブリッドシステム「THS II」と組み合わされます。
内装も非常に近代化されており、大きなディスプレイを持つコンソールが特徴。
シートも高級感あふれるものですね。
テールランプ、その周辺デザインも「垂れ下がり」。
なお同時にカムリのレースカー(NASCAR)も発表。
毎度のことながらトヨタがカムリに対して相当な力を注いでいることがわかりますね。