| BMWのバイクはカスタムベースとして人気化? |
カスタムバイクビルダー、VTRカスタムがBMW R1200Rを改造し、「Veneno Blanco(英語だとホワイト・ヴェノム)」を製作し公開。
自社製のカスタムパーツに加えてアフターマーケット製パーツを組み合わせてのカスタムですが、見ての通り相当にアグレッシブな仕上がりとなっています。
なおBMWのバイク(モトラッド)はR nineT登場以来、カスタム対象として大きな人気を集めているようですね。
完全なワンオフ・プロジェクト
この「ホワイト・ヴェノム」プロジェクトは裕福な顧客からのオーダーによってスタートしたもので、資金的な制約がなく、かつ「公道走行にこだわらない」という条件があったため、VRカスタムは自由にバイクを弄ることが可能に。
手始めにカーボン製パーツやレーススペックの軽量パーツを大量投入して重量を削り、フロントサスペンションはオーリンズ製へと変更したうえでステアリング周りのパーツもレース用パーツへと変更。
ブレーキは容量をアップしたブレンボ製、ホイールはBSTのカーボン製、レバーやシリンダーはマグラ製といった感じでそれぞれのジャンルの超一流パーツが投入されているものの、依頼を行ったオーナーはすでにVTRカスタムによる別の車両を所有しているとのことで、VTRカスタムは「できるだけそのバイクとは異なる仕様に」したかった、とのこと。
なおVTRカスタム自身も「同じ(ような)バイクは二台としてつくらない」ことをポリシーとして掲げているようですね。
ちなみにワンオフパーツの製作については3Dスキャンの上で3Dプリンタを使用して作成しているとのこと(画像でもわかるとおりザウバーF1チームの持つ高精度プリンターによって製作されている)。
面白いのは4輪ではなく2輪であるにも関わらず、映画「ワイルド・スピード」でおなじみの「NOS」を積んでいることで、その噴射を行うにはこの「放射能」マークのついたノブを回す必要があり、なにかと「盛り上がる」仕様。
実際の噴射はタンク上部に設けたミサイル発射スイッチ風のカバーを開いて行うようですね。
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VIA:VTR CUSOM