| ドゥエイン・ジョンソンはなかなか乗るクルマが無いのが悩み |
映画「ワイルド・スピード」シリーズにてホブス捜査官を演じるドゥエイン・ジョンソン氏の新しい愛車が公開。
これはフォードF-150ラプターをチューニングカンパニー「ヘネシー」がカスタムしたもので、その名も「ヴェロキラプトル」。
ネーミングについては「Raptor(猛禽類)」が「VelociRaptor(ジュラシック・パークに登場した恐竜)」になったということですが、実際はヴェロキラプトルというよりはT-REXなみの迫力ですね。
フォードF-150ラプターの全長は5.7メートル、幅2メートル、高さ1.96メートル
なおドゥエイン・ジョンソン氏は身長196センチ、体重120キロという体格を持ち、なかなかスポーツカーに体が入らないということも報じられていますが、このフォードF-150ラプターであれば問題はなさそうですね。
ちなみにアメリカでは体の大きな人が多く、よってシートの「アンコ抜き」やルーフの内張りを薄くして「背の高い人でもそのクルマを乗りやすくする」ようにカスタムする業者があるとも聞いています。
このF-150「ヴェロキラプトル」についてはボディカラーをブルーに、そしてタイヤやホイール、バンパーを交換してグリルガードバーを装着し、アクセントをブラックへ、そしてヘビーデューティー仕様に(ブレーキもハイパフォーマンスタイプに交換されているっぽい)。
なお、このクルマをカスタムした「ヘネシー」は主にフォードをカスタムすることで知られ、かつ「ヴェノムGT」でかつて市販車最速記録を打ち出したこと、そして近い将来に「ヴェノムF5」にて時速300マイルつまり時速483キロに挑むことでも話題に登っていますね。
そして単なるカスタムだけではなく車体製作技術にも長けており、この「ヴェロキラプトル」については6輪バージョンを製作したことも。
なお、このフォードのトラック、「Fシリーズ」はアメリカのお金持ちが好むトラックとして有名で、「年収3000万円世帯に選ばれるクルマ」のトップ。
世界一裕福な女性として知られるウォルマート創業者一族の女性もまた、F-150に乗ることで知られます。
なおフォードF-150はこんな感じでラインアップされており、最も安価な「XL」で28,155ドル、その上のXLTで34,160ドル、LARIAT(ラリアット!)で41,700ドル、キングランチで52,390ドル、ラプターで52,855ドル、プラチナムで54,920ドル、リミテッドで67,135ドル。
たまに日本でも並行輸入車両に乗っている人を見かけますが、F-150の全長は(もっとも大きなもので)5メートル78、全幅は2メートル2センチ(ミラー含まず)、全高は196センチ。※全高はドゥエイン・ジョンソンの身長と同じくらい