
| この「iCaur」はもともと「iCar」としてデビューしたものの途中で名称変更が行われる |
おそらくはアップルからの「物言い」によるものだと推測
「車高が高く四角いオフロードSUVでドリフト走行をする」――従来の自動車文化の常識では考えられなかった挑戦が1台の新型EVによって見事に成し遂げられることに。
故ポール・ウォーカー氏の弟であるコーディ・ウォーカー氏が出演し、『ワイルド・スピード』シリーズにオマージュを捧げたショートフィルム『Wuhu Drift』。
その劇中にて、日産 GT-R(R34)やホンダ S2000といった名だたるスポーツカーと並び、圧巻のドリフトを披露したのがオールエレクトリックオフローダー「iCAUR V23」であり、CGなしの本物のアクションで世界中のファンを魅了した同車の秘密に迫りたいと思います。

この記事の要約
- 映画『ワイルド・スピード』シリーズをリスペクトした新作フィルム『Wuhu Drift』に、EVオフローダー「iCAUR V23」が出演
- VFX(CG)を一切使用せず、ノーマルのパワートレインと純正シャーシのまま凄まじいドリフトや8階分相当の階段下降スタントを成功
- 劇中には「ブライアンの80スープラにR34 スカイラインGT-R」「スーキーのホンダS2000」も登場
- iCAUR V23はボディ各所に20箇所以上の標準モジュールマウントを備えており、ボルトオンで自在にカスタム可能な革新的構造を採用
iCAUR V23と『Wuhu Drift』の概要
『Wuhu Drift』は、世界的なカスタムカー文化とモータースポーツへの情熱を称えるために制作された映像作品だといい、劇中では、iCAUR V23が狭い市街地をすり抜け、他のチューニングカーとテール・トゥ・ノーズのドッグファイトを繰り広げるほか、7〜8階分に相当する屋外階段を一気に駆け下りるという息をのむスタントが展開されます。
驚くべきはこれらの激しいアクションシーンがCG(VFX)による加工を一切使わず、すべて実走で撮影された点で、しかも特別なチューニングではなく工場出荷状態(ストック)のパワートレインと純正シャーシ構造のまま完遂されており、iCAUR V23の持つポテンシャルの高さを証明する作品としても機能しています。

iCAUR V23:特徴・スペック・デザイン
本来、ドリフト走行は低重心でサスペンションが引き締められたスポーツカーが得意とする領域であり、車高が高く重量のあるSUVには不向きとされてきましたが、しかし、iCAUR V23は高剛性シャーシと精密なEVパワーデリバリーによってその物理的限界を覆しています。
iCAUR V23 車両特徴およびモジュラー構造
| 項目 | 特徴・詳細仕様 |
| パワートレイン | 純正オールエレクトリック(EV)パワートレイン |
| スタント実績 | CGなしでのドリフト、階段降下、ツイン追走を純正状態で走破 |
| 拡張マウント | ルーフ、ダッシュボード、Dピラー、シャーシ等に20箇所以上の標準マウント |
| ルーフ耐荷重 | 静荷重 最大200 kg(ルーフテントやサイドアウニングに対応) |
| カスタマイズ性 | ボディへの切断・穴あけ不要(非破壊)でパーツ交換・追加が可能 |
| フェンダー仕様 | 着脱式フェンダーフレア(ATタイヤ/ロードタイヤの切り替え容易) |
劇中車は大型カーボンリアウイング、ルーフLEDライト、ワイドボディキット、幾何学模様のレーシングカラーリングでドレスアップされており、しかしこれらはV23の「モジュール構造」によって実現したもので、フロントバンパーやフェンダーフレア、ルーフラックなどは純正状態にて「交換可能な」設計となっているため、愛車を傷つけることなくオーナー自身の手でカスタムを楽しめる構造を持つのだそう。
競合比較・市場での位置付け
従来の電動オフローダーやコンパクトSUV(スズキ ジムニーやフォード ブロンコなど)の多くは悪路走破性や実用性に特化しており、カスタマイズには社外品加工や専門業者による施工が必要となるケースが一般的。
それに対しiCAUR V23は、「購入後(出荷後)にオーナー自身が完成させていく」というDIY精神をコンセプトの段階から組み込んでいて、20箇所以上のマウントポイントやボルトオン構造を標準装備することでオフロード性能とモータースポーツ・カルチャー、そして自由なライフスタイル提案を高次元で融合させた新しい立ち位置を築いています。
“完成品”を超えたユーザー共創型の新しいEVへ
1930年代のアメリカで生まれたホットロッド文化や、日本発祥のJDM(Japan Domestic Market)チューニングのように、自動車カルチャーの真髄は常に「メーカーから届いた状態」と「オーナーの手で作り上げられた状態」の間に存在してきたのもまた事実。
今回iCAURが掲げる「新世代のための四角いSUV」という概念は「EVは退屈」という既成の認識を打ち壊すものであり、『Wuhu Drift』で見せたアジリティとタフネス、そして無制限のカスタム可能性を通じることにより、ユーザー自身が愛車の物語を作り上げていく“ライフスタイル・プラットフォーム”としての可能性を示しています。
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結論
映画『Wuhu Drift』で強烈なインパクトを残した「iCAUR V23」は、四角いEVオフローダーの既成概念を大きく塗り替えるもの。
CGに頼らない圧巻のスタントで証明された走行パフォーマンス、そしてオーナーの創造性を刺激する高い拡張性は電動化時代における新しいクルマの楽しみ方を提示していて、走りもスタイルも諦めない新世代のカーフリークにとって注目の1台となることは間違いなさそうです。
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参照:iCaur











