| さすがに「壁紙メーカーとのコラボレーション」という発想はなかった |
ケーニグセグのハイパーカー(メガカー)はどのような外装でも似合ってしまうようである
さて、ケーニグセグは少し前に「世界最速記録を達成した」アゲーラRSをアートカー風に美しくラッピングしたことがありますが、今回は英国のラッピングショップ「ヤニマイズ」と高級壁紙ブランド、ディヴァイン・サヴェージズ(Divine Savages)とのコラボレーションによる「世にもクレイジーな」ラッピングバージョンのアゲーラNが登場することに。
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もともとは「ホワイト」のアゲーラであったが
このアゲーラは2011年にケーニグセグの工場から新車として出荷され、外装の大部分は白で仕上げられており、いくつかのパーツに明るいブルーとイエローのアクセントが付与されています。
このままでも十分にエクスクルーシブな存在ではあるものの、このアゲーラNのオーナーは英国で最も高級な自動車イベントの 1 つであるサロン・プリヴェ(Salon Privé)に出品するため今回の「花柄」へとラッピングを施すことに。
なお、このラッピングはディヴァイン・サヴェージズが持っている柄の一つにインスピレーションを得たもので、このアゲーラNのためだけに開発されたもの。
よってこの柄のラッピングシートは他の人が入手することはできないものの、同じ柄の壁紙であれば購入することが可能なのだそう。
ヤニマイズの創業者、ヤニー・シャララボウス氏によれば「ヤニマイズでは、これまで何年にもわたって非常に特別で個性的な車のラッピングを行ってきましたが、このケーニグセグ・アゲーラNでの例は、これまでで最も複雑で注目を集める仕事の1つであることは間違いありません。壁紙のデザインは複雑で、完璧に仕上げるのは本当に大変でしたが、仕上がりにとても満足しています。間違いなく目を見張る作品です。」
このアゲーラNはもともと「通常のアゲーラ」として製造され、E85燃料の仕様にて1,124馬力を発生する5リッターV8ツインターボエンジンを搭載していたものの、2015年にケーニグセグの工場へと運び込まれ、ここで「One:1」と同じカーボン ファイバー ミラー、アゲーラRS用の改良されたヘッドライト、アゲーラ RSと同じエキゾーストシステムが装着されることで大きくアップグレードされています。
「花柄」にラッピングされてゆくケーニグセグ・アゲーラNの様子を紹介する動画はこちら
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参照:Yiannimize(Youtube)