
| ランクル250の「収納スペース」はけっこう広く、しかし”小分け”がなされていない |
そういったギャップを埋めるための製品が市場には多々あるようだ
さて、ランドクルーザー250「プチカスタム」。
今回はセンターコンソールの「利便性向上」アイテム2つを紹介したいと思います。
ちなみにランドクルーザー250のセンターコンソールボックス(アームレスト下)はけっこう大きなサイズではあるものの、「仕切り」がなくいまひとつ不便です。
よって、この「使い勝手を良くしよう」というわけですね。
ランクル250用センターコンソールボックス「トレー」
まずこちらはセンターコンソールに「被せる」ことでセンターコンソールの収納を2段に分けるという便利アイテム。
様々なベンダーより様々な仕様のトレーが販売されているので(その多くは中国製だと思われる)自身の好みや用途に応じたものを選ぶことが可能です。
ちなみにもともとのコンソールボックスはこんな感じで「大きく深い」つくりを持っていて・・・。
今回ぼくが選んだのはごくシンプルな製品であり、トレーの仕切りが「3つに」分かれ、それぞれにラバーの下敷きが付属するというものです(送料込みで2,000円くらい)。
この製品を使用するとリモコンやカードケースを上部に効率的に収納でき、かつラバーマットが付属するのでそれらが無意味に動いたりガタガタ音を立てるケースも少ないのではと考えています。
そしてその下にはさほど使用頻度が高くないエコバッグなどを入れておくことが可能に。
なお、サードパーティの製品ということで品質が心配ではあったものの、実際には完全なる「シンデレラフィット」を見せていて、最近の中華製品は侮れないな、と改めて痛感させられるところでもありますね。
全体的なデザインもスッキリしていて・・・。
ラバーを取り外ししやすいように「ツマミ」が設けられるなど、けっこうな親切設計を持っています。
ちなみにですが、クラウンスポーツだとこの「トレー」が最初から付属しており、やっはりクラウンスポーツは「かゆいところに手が届く」親切なクルマだったんだなあ、と思ったり。
ランクル250のアームレスト裏には「ナゾのスペース」
そしてもう一つ購入した便利アイテムもまたセンターコンソールボックスの利便性を向上させるもの。
ただしこちらは「上蓋」に取り付ける製品なのですが、なぜかランクル250のアームレストの裏面には「ナゾのくぼみ」があり・・・。
この製品はこのくぼみを活用して収納スペースに仕立て上げようというものですね(送料込みで3,000円くらい)。
このくぼみの存在自体も不思議ではありますが、これを活用しようと考え、そしてそのための製品を作ってしまった業者にも驚かされ、「どんなところにでもビジネスチャンスを見出す人がいるんだなあ」と考えたり。
付属品はこう。
「粘助剤」という表現になんとなくユニークさを感じますが、これは「同じ漢字文化圏ならでは」の現象なのかもしれませんね。
そしてこういった親切アイテムが山のように増えてきた理由については、「デジタルツールの普及によって、モノづくり含む起業のハードルが下がった」ことにあるかと思われますが、ある意味ではこういった製品の存在を通じ、ぼく自身も「もっとアグレッシブに生きねばならないな」と学ばされたりという現実も。
少し話がそれたものの、この製品は「はめ込み式」ではなく「両面テープ装着式(構造上、それ以外の装着手段は存在しないものと思われる)」。
やはりシンデレラフィットとなっていて、ここでも精度の高さには感心させられます。
ただ。開閉の際の音があまりに安っぽいのと、収納したモノが(中で動いて)音を立てそうだったので、一旦取り外し開口部にこんな感じでスポンジを貼って「閉じるとき」の音をマイルドに。
さらにアームレスト内側にもスポンジを貼り付けたのち、実際に取り付けて開くとこう。
ここで収納するのは主にUSBケーブルなど、やはり「それほど使用する機会はないが、常備しておくべき」ものたちで、これらを効率的に収納する手段としては非常に重宝しています。
今回のプチカスタムを紹介する動画はこちら
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