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ランボルギーニ・ウラカンLP610-4のインプレッション(納車直後)

2015/04/16

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ランボルギーニ・ウラカンLP610-4がめでたく納車されたわけですが、初期の感想など記載したいと思います。

納車自体はランボルギーニ大阪(尼崎)さんまで引取に。
そこにはメタリック・ブラウン、グリーン、イエローなど色とりどりのウラカンが鎮座。
おそらくはぼくのウラカンと同じ船で入ってきたものと思われますが、そこまでカラーバリエーションが揃うこともないので、その時点でテンションMAX。

その中ではぼくの「ビアンコ・イカルス」はいささか地味で、「やっぱり黄色にすればよかったか」と思いますが、それも一瞬で、やはり自分の選んだ仕様が一番だと思うわけですね(我が子がかわいい心理)。

そこから自分で運転して自宅に戻りますが、試乗した時から2度めの運転になるので習熟が進んだこともあり、「とにかく運転しやすい」という印象。
エキゾーストサウンドはガヤルド同様に勇ましいものですが、ガヤルドで感じたような振動はほぼ無く、室内にはモーターのような滑らかな音として入ってくるためにかなり快適。

タイアが20インチになったことも影響していると思いますが、乗り心地もずいぶん良くなっています。

ステアリングは非常に軽く、トランスミッションも放っておくと自動でシフトアップするので(デフォルトはAT)、とくに神経質な操作、特殊な操作を要求されることもありません(ガヤルドでは一定回転数、しかも割と高い回転数以上でないとシフトアップできない、などの特殊性がある)。

しかしながら、「クリープのない」ガヤルドに慣れているために「クリープのある」ウラカンに急に馴染むことが出来ず、少しの間はクリープがあることを忘れてスタート時にぐっとアクセルを踏んでしまい、ぐっと車両が発進してしまうことも。

なお、時速50キロくらいでも7速に入っており、これはガヤルドと大きく異る(ガヤルドだと4速。ガヤルドでは2500回転ほど回してシフトアップするのが常)ところですね。
また、高いギアに常に入っていること、VWアウディグループとしてはコースティングによる燃費向上を意識していることもあり、アクセルオフではほとんどエンジンブレーキが聞かずにスルスルと進むのもガヤルドと異なるところですね。

こういった、ハンドリング、エンジン出力特性、トランスミッションにおいては色濃くVWアウディグループの考え方が反映されることとなっており、ガヤルドとは大きく異なる部分です。
操作系や反応など、すべてにおいて「軽く」感じると言えますね。

また、アイドリング時なども回転数の上下や不安定な音、異音は感じられず(スーパーカーにはよくこれらがある)、走行中にもそれらは感じられません。
非常に安定した印象で、信頼性の高さを感じさせます。

ドアミラーに関しては、ガヤルドよりもやや大きくなっているのか、後方確認にはさほど苦労することはなく(実際に見るとこのドアミラーはかなり大きい)、ルームミラーから見える後方視界も思っていたよりはずっと良いと感じました。
とくにガラスエンジンフードの脇のスリットから後方を確認することが出来るのはありがたいですね。

コミュニケーションシステムについては操作にはかなりの習熟を要求されると感じられ、しばらくは説明書をよく読む必要がありそうです(とくにぼくはアウディのMMIに慣れていない)。

なお、内装の「白」については思った通りの純白ですが、衣類についていた猫さんの毛がシートに落ちるだけで目立つので、これはけっこう気を使いそうです。
ただ、アウディTTではマットやドア内張りなど、もっと広い範囲で「エクリュ(オフホワイト)」内装を経験しており、まあ大丈夫だろう、とは考えています。

lamborghini huracan

カーナビは思ったよりも見やすく、これは「追加」でカーナビを取り付ける必要がないかもしれません。
しばらく様子を見ないとわかりませんが、後に判断しようと考えています。
なお、ガヤルドでは苦労したVICS電波受信ですが、ウラカンでは若干の鈍さは感じるものの、問題なく受信できるようで、これは一安心ですね。

自宅に戻ってウラカンをガレージに入れますが、思ったところにピタリと収まります。
これは以前にもアップしましたが、「思ったところに収まるかどうか」はぼくにとってひとつの判断基準でもあり、ぴったりと収まる車とは非常に相性が良い、と経験上理解しています。

まだ短い距離しか走行できていませんが、自宅に戻ってくるだけでも「楽しい」車であり、思い通りに操れる車であること(入力に対する出力が期待通り)、信頼性が高そうなこと、おそらくは全てが予期していた以上の車であることがわかります。

なお、ガレージに収めてみてわかることもあり、それは「ドアの形状が変わったことで、ドア開閉により広い空間を要求されること」。
ウラカンのドア後端は尖っていますが、これがけっこう長さを稼いでいる様子。
このガレージにガヤルドが収まっていた様子を見たことがある人は、ウラカンを見て漏れ無く「ガヤルドよりも低い」と感じるようで、それはおそらくデザインのせいかと思います(数字上はガヤルド、ウラカンの全高は同じ)。

幅は2.5センチほどウラカンの方が広くなっていますが、フロントフェンダー、リアフェンダーがそれぞれスロープしており、これがウラカンを幅広く見せる要素のひとつだと考えています。
とくにリアはルーフからスロープする形で、ブガッティ・ヴェイロンなどグループとして共通して好むデザイン言語が使用されていますね。

反面、ドア後部を(上から見た時に)車体中心に向けて絞る形状になっており、フロントフェンダーが出っ張っている/車体中央がくびれている/リアフェンダーが出っ張っている、といういわゆるコークボトル(正確に言うと、コークボトルを縦に真二つに割り、断面を下に向けて地面に伏せたような)形状になっており、滑らかな中にも抑揚のあるデザインとなっています。

ざっと以上が簡単な印象・感想ですが、今後乗ってゆく中で感じること、カスタムの記録、整備やトラブル、メンテナンスの記録は可能な限り残してゆこうと考えています。

ランボルギーニ大阪さんはじめ、色々なメンテナンス、カスタムを受けてくれるショップさんの協力があって楽しく、かつ不安なく乗れていますが、そもそもランボルギーニ・ウラカンを購入でき、乗ることができているという環境含め、ぼくとウラカンに関わるすべてに感謝したいと思います。

ぼくのランボルギーニ・ウラカンの画像はこちら(別ブログ)にまとめています。

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