| 2021年1月の料率クラス細分化以降、なにかと保険料は高くなったようだ |
さて、現在納車直前となったポルシェ・マカンSの任意保険に加入。
正確にいうと新規加入ではなく、718ケイマンにて加入していた保険をマカンSに移したということになりますが、その内容について比較したいと思います。
まずはポルシェ718ケイマンのほうについて、これは7月に更新をしたばかりで、その内容は下記の通りです(119,330円)。
ノンフリート20等級 運転者本人・配偶者限定特約 35歳以上保障 ゴールド免許割引 20等級 事故有係数適用期間 0年 対人賠償:無制限 対物賠償:無制限(免責20万円) 対物超過修理費用:補償あり 人身傷害:10000万円 重度後遺症障害時追加:補償なし ケアサポート費用:補償なし→これは別の車の保険でカバー可能 差額ベッド費用:補償なし 塔乗者傷害:2000万円 塔乗車傷害:入通院2区分 車両保険:一般(595万円)※昨年は750万円 車両保険無過失事故:補償なし→これは別の車の保険でカバー可能 全損時諸費用:保証あり ロードサービス特約:保証あり ファミリーバイク特約 自動車事故弁護士費用 |
スポーツカーの保険はずいぶん高くなった
なお、この718ケイマンの保険は昨年の67,820円(同じ内容)に比較すると倍ほどに値上がりしていて、その理由は2020年1月に実施された料率クラスの細分化。
この細分化は、今まで「9段階(クラス)」だったものが「17段階(クラス)」に分かれるというものであり、この料率クラスが高ければ高いほど保険料も高くなってゆくわけですね。
そして718ケイマンの新しい料率は「車両:14、対人:7、対物:6、傷害:8」となっていて、車両については17段階のうち「14」に分類されており、これがどうやら保険料を押し上げている原因だと考えられます。
ただ、これは718ケイマンに限った現象ではなく、スポーツカー全般に発生していると聞いており、スポーツカー乗りにとっては頭の痛い問題だと言えそうです(納車待ちのランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの保険料がいったいいくらになるのか、今から戦々恐々としている)。
ポルシェ・マカンSの保険料はどれくらい?
そして今回加入したマカンSの任意保険ですが、その内容は718ケイマンのものをそのまま引き継いでいます。
ただ、718ケイマンの際は車両保険の対象金額(保証される額)が595万円だったのに対し、マカンSでは940万円に設定されており、これによって保険料に”追い金(26,630円)”が発生しており、これを7月に支払った718ケイマンの保険料に加算すると、年間で「146,000円くらい」だという計算に。※この対象金額は調整でき、これを引き下げると保険料も下がるが、事故の際に保証される額も小さくなる
ちなみにマカンSの料率につき、「車両:8、対人:6、対物:5、傷害:4」なので、これは718ケイマンの「車両:14、対人:7、対物:6、傷害:8」よりいずれも低く、よって1年、2年と乗り続けるうちに車両保険の対象金額が下がってゆき、結果的には「718ケイマンよりも割安に」なってゆくものと思われます。※毎年クルマの価値は目減りしてゆくので、それに伴い車両保険の対象金額も低くなってゆく