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こんなコンセプトカーもあった。ストラトス・ゼロの現代版、ベルトーネ「ヌッチオ」

2018/03/22

| ベルトーネ最後のオリジナルデザインとなるコンセプトカー |

ベルトーネの100周年記念モデルとして2012年に発表された「ヌッチオ」。
ベルトーネは1912年創業の名門で、1930年創業のピニンファリーナ、1968年創業のイタルデザインよりも古い歴史を持っています。
残念ながら2015年には倒産し、その所蔵品もすべて競売にかけられて「完全に」今後の自動車史からは姿を消すことになりますが、これまでの作品にはランチア・ストラトス、ランボルギーニ・ミウラ/カウンタックなど名作が揃い、けして忘れ去られることのないビッグネームが揃います。※ウエブサイトは現存するものの、これはベルトーネ家から名称使用権を受けた別のデザイン会社

「ヌッチオ」は「ストラトス・ゼロ」の進化版

そのベルトーネですが、創業者はジョバンニ・ベルトーネ、そして二代目は息子のヌッチオ・ベルトーネとなりますが、二代目ではジョルジエット・ジウジアーロ、マルチェロ・ガンディーニといった才気あふれるを抱えていた時代があり、当時はまさに黄金期。
この「ヌッチオ」はその名の通り、二代目のヌッチオ・ベルトーネへのトリビュートとなり、同時にあの「ストラトス・ゼロ」の現代版とも言われるコンセプトカー。

なお「ストラトス・ゼロ」はこういった車で、思い切ったウエッジシェイプが特徴。
ドアはなく、フロントウインドウを開いて乗り込むという車(コンセプトカー)です。

ベルトーネはこれらの車にかかわらず極端なウエッジシェイプや未来的なデザインが特徴で、この「ヌッチオ」もその例に漏れないようですね。
ルーフは「張力を利用して支える」構造を持ち、ダイヤモンド状のパターンが刻まれるデザイン。
発表されたジュネーブ・モーターショーの会場ではヌッチオと対をなすコスチュームに身を包んだモデルも登場しています。

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エンジンはミドシップと言われるもののその詳細は不明で、というのもこれは「市販する予定のない」完全なコンセプトカーであるため。
ただしブレーキキャリパーのサイズや位置/角度、リアのマフラーエンドやデフケース(と思われる)を見るにベースはランボルギーニ・ガヤルドの可能性が大。

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「ヌッチオ」のデザイナーはマイケル・ロビンソンだとされ、「ベルトーネのDNA」を組み込み、その進化を示すものだとされています。
ボディサイズは全長4800ミリ、全幅1950ミリ、全高1220ミリ(サイズ的にもやはりガヤルドに近い)。
↓ショー出展時はヘッドライトがないものの、この画像の個体にはヘッドライトが追加に

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こうやってフロントを見ると、ベルトーネ自身が「進化を示す」と表現しているとおり、ストラトス・ゼロを強くイメージさせるデザインを持つことがわかります。
ベルトーネは2013年にアストンマーティン・ラピードをシューティングブレークに改装した「ラピード・ベルトーネ JET2+2」を発表していますが、純然たるベルトーネ名義だとこの「ヌッチオ」が最後のコンセプトカーなのかもしれません。

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↓この画像を見ると、ブレーキキャリパーの角度、給油口の位置から見てベースはフェラーリF430なのかも、という気も(一部ではエンジンについて、V8だと言われている)。リヤフェンダーがガンディーニ風ではないのが残念

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