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イタリアの新興ハイパーカーメーカー「ジャマロ」が2,127馬力、11速DCTを搭載したハイライドハイパーカーを発表、価格は「数億円」?

イタリアの新興ハイパーカーメーカー「ジャマロ」が2,127馬力、11速DCTを搭載したハイライドハイパーカーを発表、価格は「数億円」?

Image:Giamaro Automobili

| 新興ハイパーカーメーカーの勢いは「とどまるところを知らない」 |

このジャマロは「比較的」実現性が高そうである

さて、つい先日「現在の自動車市場において、もっとも高い出力を誇る内燃機関を搭載する」として華々しくデビューしたカトラ(Katla)。

このクルマはパガーニの初期支援者が新しく設立した「ジャマロ・アウトモビリ(Giamaro Automobili)」より発売される第一号ハイパーカーですが、このジャマロ・アウトモビリはもう一台のニューモデルをアナウンスしており、それが今回紹介すする「アルボア(Albor)」です。

パガーニの初期支援者が設立した「ジャマロ・アウトモビリ」より”市販車ではもっとも高い出力を誇る”2,127馬力のハイパーカーが登場
パガーニの初期支援者が設立した「ジャマロ・アウトモビリ」より”市販車ではもっとも高い出力を誇る”2,127馬力のハイパーカーが登場

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ジャマロ・アウトモビリ・アルボアはこんなクルマ

ジャマロ・オートモビリ「カトラ」は2,000馬力を超えるV12クワッドターボエンジンを搭載していますが、それに次ぐ「アルボア」もまた同じパワートレーンを搭載しており、しかしその相違は「カトラの優れた特徴をすべて継承し、あらゆる路面に対応できるようさらに進化させた」ということで、わかりやすくいえば「路面状況を気にせずに乗れる車高の高いハイパーカー」。

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Image:Giamaro Automobili

このコンセプトは古くはアウディやジウジアーロによって示され、最近だとポルシェ911ダカールやランボルギーニ・ウラカン・ステラートによって実現されたもの。

この「アルボア」という名称は火星にある同名の火山にちなんで名付けられたものだそうで、その理由は「地球外に目を向け、ここに存在しないものを定義する」ためだと説明されています。※「カトラ」もまた火山の名称である

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Image:Giamaro Automobili

ジャマロ・アウトモビリ・アルボアは車体にカーボンファイバー構造を採用

このアルボアの車体構造はカトラ同様に「カーボンファイバー製(詳細は不明)」、搭載されるエンジンは2,127馬力を発生させる7リッターV12クワッドターボ。

このV12エンジンはバンク角120度という特殊な形状を持ち、ターボはVバンクの内側に配置される「ホットV」で、トランスミッションにはカトラ同様に「11速」デュアルクラッチが搭載されることとなるもよう。

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Image:Giamaro Automobili

現時点でこのアルボアの詳細はわかっておらず、しかしおそらく車体重量はカトラの1,400kgに近く、サスペンションもカトラからの流用、しかし車高の上昇と”荒れた地形に対応するため”大幅な改造が施される可能性が大。

もちろん発売時期や価格も不明ですが、生産台数は極めて少ないはずで、そしてオーナーは自分だけの特別な一台を作り上げることができるものと思われます。

つまるところ全ての車両は「オーダーメイド」となるのだと考えてよく、ブガッティやケーニグセグ、パガーニ同様に「とんでもない価格」となるのは間違いないのかもしれません。

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参照:Giamaro Automobili

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