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【試乗】"R"の文字が3つも入るホンダCBR250RR。加速はNSX-Rなみ、レッドゾーンは16,000回転まで

2018/05/28

| ホンダの誇る250ccスポーツバイク、CBR250RRに乗る |

さて、ホンダCBR250RRに試乗。
クラスを超えたクオリティーを掲げているためか250ccとは思えないような装備が与えられ、CBR250Rの503,280円に対してもCBR250RRは「756,000円から」とかなり高価な設定となっており、エンジンは直列2気筒で出力は38馬力、車体重量は167キロ、トランスミッションは6速。

なお試乗したのはABS付きのモデルで価格は806,760円、カラーは「ソードシルバーメタリック」。
メタリックグレーにイエローのアクセントが眩しいカラーリングです。

CBR250RRには「R」が3つもある

CBR250RRは「Rが3つも」ついていることから分かるとおり、相当にスポーツ方向へと振ったことが特徴で、ホンダ曰く「軽二輪スーパースポーツ」。
そのアグレッシブなデザインに加えて「スロットルバイワイヤー」を採用しライディングモードを変更できるのもトピックの一つ。
なお、これによって可能となったドライビングモードの設定は下記の3通りで、定義はこんな感じ。

〈Sport〉  オールラウンドにリニアな加速を楽しめる標準モード
〈Sport +〉 より力強い加速が楽しめる、レスポンスを強調したモード
〈Comfort〉 タンデム時など、よりリラックスした走行が楽しめる快適性を重視したモード

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とにかくそのデザインは「完全に未来に行ってる」という感じ。
特にこのサイドのカバーのようなエアロパーツは注意を引かれたところ。

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メーターは液晶。
ヘッドライトやウインカー、テールランプなどの灯火類はフルLEDとなっています。
ライディングモードの変更は左グリップの人差し指で行い、現在のモードはメーターの右端に表示。

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マフラーは右側二本出し。
低回転域のサウンド、そして中・高回転でのサウンドをそれぞれ担当しているようで、このあたりはホンダ・シビック・タイプRの「3本出しマフラー」と同様の考え方なのかもしれません。

なおオプションではモリワキ、アクラポヴィッチもラインアップ。

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あちこちにこういった「羽根」のようなデザインが見られます。

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フロントサスペンションは倒立式、リアサスペンションはプロリンク。
ブレーキローターは前後共「ウェーブ」です。

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CBR250RRで走ってみよう

さて、早速ホンダCBR250RRで走ってみることに。
シートは低く、ざっとまたがって両足がべったり地面につくくらい。
意外と「前傾」にはならず、「普通の」ポジションで乗ることができます(”走る”向きはオプションのバックステップキットを取り付けるといいかもしれない)。

エンジン始動は普通に右側のスイッチボックスで行いますが、エンジンを始動させて驚くのは「250ccと思えないほど勇ましいサウンドを発する」ということ。

走る出す前にクラッチレバーを握ってガチガチと変速してギアの入り具合を確かめてみると、思いのほかクラッチが軽いこと、ギアが入りやすいことがわかり、「これなら安心して乗れそうだ」と一安心(もうちょっとトンガった性格を想像していた)。

いざスタートという時になってディーラーの人から「傷つけたら修理は自腹になりますんで・・・」と言われてちょっとビビりながら試乗開始。
特にアクセルをふかさずともクラッチレバーを離すだけでスルスルと動き出し、印象としてはかなりトルクフル。
1速の守備範囲も広く、即座にシフトアップしなくてもガクガクと車体がゆさぶれることもなく、この辺り街中でも非常に扱いやすい性格のようです。

まずはライディングモードを「コンフォート」にてしばらく走りますが、こちらは反応(スロットルレスポンス)やパワー感が文字通り「コンフォート」。
はじめはこれくらいがちょうどいいと感じたものの、慣れてくると物足りなさを感じてきて一つ上の「スポーツ」へチェンジ(ライディングモードの切り替わりにはタイムラグがある)。
こちらになるとパワー感がグッと高まり、レスポンスも鋭くなって一気にエンジンが高回転まで吹け上がるように感じます。

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その上の「スポーツ+」だとこれはもうパワーが出すぎな印象があり、スロットルON/OFFの落差も大きくて街中では逆に扱いにくい印象(これはサーキット走行においてもっとも最適化されたモードだと思われる)。

試乗においては「スポーツ」がもっとも適当だと判断して走行を続け、慣れたところで回転数を上げてみますが、さすが「レッドゾーンは14,000回転から、許容は16,000回転まで」というエンジンだけあって高回転の方が「本来の姿」のようですね(サウンドについても同様で、低回転だとやはり小排気量独特の軽さが感じられてしまう)。
幹線道路では低速ギアであっても13,000回転くらいで制限速度に当たってしまうのでそれ以上の回転数を試すことは叶いませんでしたが、その際のサウンドやレスポンス、加速感はまさに自分をこの世の様々な束縛から解き放ってくれるかのようで、あらためて「バイクの自由さ」を感じた次第。

タイトなコーナーでもちょっと車体を倒せば簡単に曲がってゆくため運転は痛快そのもので、このままずっと乗っていたいと思わせる一台です。

なお、250ccのスーパースポーツというとややエキセントリックなイメージもあり、しかしCBR250RRは拍子抜けするほど扱いやすいバイク。
見た目もエキゾチックですが実際はかなりフレンドリーで、そのエンジン出力特性についても「どこまで回転数を上げることができるか」を安心して試すことができるだけの懐の深さを持っています。
重心が低いため車体を傾けてもバランスを崩すことがなく、そこからもアクセルを開けても安定した姿勢を保っていて、初めて乗った気がしないほど体と感覚に「馴染む」バイクでもあります。

クルマでも同じですが、「速い速度域でも安全に走れる車両は、日常の速度域においても安全かつ扱いやすい」ということを再認識させられる試乗となりました。

なお、ホンダCBR250RRの0-100キロ加速について、公式発表はないものの5秒以下(4.8秒くらい?)。
クルマで同等の加速を持つものだとホンダNSX-R(2002)、VWゴルフR(2016)、日産R34 GT-R(1999)、ランボルギーニ・カウンタックQV(1985)、といったところ。

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いくらで買えるのホンダCBR250RR?

そこで気になるホンダCBR250RRの乗り出し価格。
サクっと見積もりをいただいたので、ここで紹介してみたいと思いますが、総額は94万円で、これはロレックス・サブマリーナ(ノンデイト/Ref.114060)と同じくらいの価格となっています。

車両本体価格 806,760円
値引き 38,000円(諸費用)
手続き代行費用 25,300円
防犯登録費用 1,650円
ETCセットアップ 2,700円
自賠責保険料 15,720円
重量税 4,900円
盗難保険 23,300円
ナンバー代 530円

(オプション等)
タンクパッド 3,240円+工賃2,376円
ニーパッド 3,240円+2,376円
ヘルメットロック 3,888円+2,376円
ETC 25,380円+17,820円
ETCステー 2,052円
アクリーコーティング(車体) 27,500円
アクリーコーティング(足回り) 5,400円
窒素ガス充填 2,200円

合計940,000円

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