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トヨタが「マツダと多くのパーツをシェアする」新型SUVを2021年に発売!FJクルーザー風の「FT-4X」市販バージョンか

2019/07/12

| マツダと共同にて建設する工場にて、マツダの新型SUVとともに生産開始 |

トヨタは先日、アラバマ州のハンツビル工場にて「新型SUVを製造する」と発表していますが、現時点ではこのSUVがどういったものなのかは全く不明な状態です。

そこで早くもCar & Driverが「トヨタの新型SUVはマツダのSUVと多くのコンポーネント、そしてサプライヤーをシェアする」という記事を公開。

このハンツビル工場はマツダとトヨタとの現地合弁会社、「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSA(MTMUS)」によって起工されたもので、2021年には完成し、同年から年間30万台規模の生産を開始する、とすでに報じられています。

マツダも「新型クロスオーバー」を発売

マツダはこのハンツビル工場で新型クロスオーバー、トヨタはカローラを製造すると発表されていますが、それを考えると「同じ工場で、トヨタのSUVを製造する」というのは極めて「ありそう」な話でもありますね(つまりマツダも新型SUVを発売するということになる)。

そしてCar and Driverによれば、今回の話は「ウワサ」ではなく、実際にトヨタとマツダとが「コンポーネントをシェアしたSUVを発売」と認めているとのことで、となるともうトヨタが北米にて新型SUVを発売するのはもう確実。

そこで気になるのが「どんなSUVよ?」ということですが、現時点のウワサだと、2017年にトヨタが発表したコンセプトカー「FT-4X」の市販モデルになるだろう、とのこと。

なおFT-4Xの「FT」は「Toyota」「Future」を表したものでコンセプトカーによく使用され、「4」は4WD、「X」はエクストリームを示すのだと思われます。

なお、マツダのSUVはあくまでもオンロード重視なので「エクストリームではなく」、よってプラットフォームはトヨタのTNGAを使用し、そしてエンジンほかコンポーネントにマツダのパーツを使用するのかも。

その意味では「マツダ2とヤリス」のように”エンブレム違い”ではなさそうですが、先日トヨタが発表した「スバルとの共同開発でエレクトリックSUV投入」同様、大きくトヨタがその方向性を変更する瞬間だと言えそうです。

トヨタとマツダは今後よりいっそう密接な関係に?

トヨタとマツダについては、「マツダ2とヤリス」のほか、プレミアムクラスのセダンでも「共有」を行うという報道もあり、レクサスに「マツダエンジンを積む」という話までも。

ちなみにこの「FT-4X」については、すでにトヨタが商標を登録しており、もしかするとルックスだけではなく、この名称のまま発売される可能性もありそう。

トヨタ自身は、FT-4Xコンセプト発表時に「75%は市販可能なパーツを使用しており、すぐにでも発売可能」とコメントしており、残る25%はボディパネルなどになるかと思いますが、トヨタはもともとFT-4Xの発売を意識していたと考えてもよいかと思います。

同じく2017年に発表されたコンセプトカー「FT-AC」は”ほぼそのままの姿”で2018年に「RAV4」として発売されていますね。

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