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米調査「安全支援運転はウザいと感じ、オフにする人も少なくない」。自動車メーカーが「いい」と思うものを必ずしもドライバーがそうは思っていないという現実

投稿日:2019/09/16 更新日:

| 自動車メーカーは「売るため」に安全装備をどんどん充実させているが |

アメリカ市場にて、調査会社JDパワーが「2019年モデルの新車を購入した、2万人のオーナーを対象に」調査を行ったところ、多くのオーナーが”ドライバーアシスタンスは迷惑だ”と考えているという結果が浮き彫りになった、とのこと。

この「ドライバーアシスタンス」は一般に運転支援システムを指しますが、自動車メーカーによってはその範囲や内容、技術の呼称が異なり、一概に比較しにくいようにも感じます。

日本の自動車メーカーの採用する呼称はこんな感じ

たとえばスバルだと「アイサイト(Eye Sight)」、日産は「プロパイロット」、マツダは「i-Active sence」、トヨタは「トヨタセーフティセンス」、ホンダは「ホンダセンシング(Honda SENSING)という名称ですね。

そしてトヨタ・セーフティセンスだとこういった内容となっています。

・レーントレーシングアシスト(車線の中央を走るようにハンドルをサポート)
・レーンディパーチャーアラート(車線からのはみ出しをお知らせ&ハンドル操作サポート)
・ブラインドスポットモニター(後方車両の検知)
・レーダークルーズコントロール(先行車に追従する)
・スマートアシストⅢ(車線からのはみ出しを防ぐ)
・インテリジェントクリアランスソナー(ブレーキとアクセルの踏み間違い警報)
・プリクラッシュセーフティ(対歩行者・車両自動ブレーキ)
・アダプティブハイビーム(自動ハイビーム)
・標識読み取りディスプレイ(ロードサインアシスト)

そしてホンダセンシングだとこう。

・ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉(先行車に追従する)
・LKAS〈車線維持支援システム〉(車線の中央を走るようにハンドルをサポート)
・衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉(衝突回避、被害軽減のための支援を行う)
・誤発進抑制機能(時速10キロ以下の状況にて、急加速を抑制する)
・後方誤発進抑制機能 (後退時の急発進を抑制する)
・オートハイビーム(夜間にハイビームとロービームとを自動で切り替える)
・標識認識機能 (道路標識をディスプレー表示し注意をうながす)
・先行車発進お知らせ機能(信号停車時に、先行車が発進したことをお知らせ)
・路外逸脱抑制機能(車線からはみ出すのを抑制)
・歩行者事故低減ステアリング(路側帯を歩く歩行者との衝突回避支援)

こういった感じで各メーカーとも呼び方が異なり、とくにトヨタは高齢者向けとして日本語表記を用いる場合、そうでない場合にはカタカナ表記を採用しており、さらに”ややこしい”状況に。

なお、経済産業省では「自動ブレーキを搭載したクルマ」をサポカー、「自動ブレーキに加え、ペダル踏み間違い時加速抑制装置等を搭載したクルマ」をサポカーSと定義しており、これをもって安全なクルマの定義としているようですね。

アメリカではへっこうな割合の人が運転支援システムをウザいと感じる

ちょっと前置きが長くなりましたが、今回の調査だと、こういった「38の」運転支援技術についてヒアリングを行っています。
その結果、アメリカではレーントレーシングアシスト、レーンデパーチャーアラートを23%の人が「ウザい」と感じ、そのうち61%はこの機能をオフにしている、とのこと。

なお、ぼくもこれまでに購入したクルマ、試乗したクルマなどでこういった技術に触れることがありますが、正直「ありがたい」と思うのはブラインドスポットモニターくらい。

自動ブレーキ、車線逸脱警報はあったほうがいいと思うものの、けっこう誤作動も多く、まだまだ発展途上の技術なのかもしれません(夏の日差しの強い日、路上に映る標識の影を”落下物”と判断してブレーキを踏まれたり、その他何もないとことろで警報が出たこともある)。

標識表示についても「事実と異なる」ものが表示されることもあって、そうなると逆に安全性を損なうことになり、「完全に信頼できるようになってから」じゃないと安心できない、とも思います。

現在、自動車メーカーは「販売を有利にするため」これら安全運転支援デバイスを大量に盛り込んでいますが、消費者が望まないもの、ウザイと思うもの、信頼できないものを装着して「価格が上がる」のは消費者としては回避して欲しい、と願うところ。※もちろん、自動車メーカーも、その社会的使命から安全性を向上させているのは理解できる

そしてもうひとつ、こういったデバイスが普及してクルマが安全になってゆくのは歓迎すべき状況ではあるものの、あまりに普及して「ドライバーがこれに頼る習慣がついてしまうと」それはそれでまた危険な状況が生まれるのではないか、ということも考えたりします。

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