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なぜだッ!米メディアの選んだ「世界でもっとも醜いクルマ」にランボルギーニがランクイン。なお日本車は3台もリストに入る

2019/12/03

ランボルギーニ

| 日産車はキューブとジューク、そしてトヨタは安定のプリウス |

とにかく話題のテスラ・サイバートラックですが、そのデザインについては賛否両論。
手放しで褒める著名デザイナーもいれば、「子どもの描いた絵のほうがマシ」という評論家も。
ただ、現時点で25万台以上の予約を集めたのもまた事実で、ポルシェ911やマツダ・ロードスターが「発表から今まで」でおよそ100万台を販売したのに対し、テスラ・サイバートラックが「5日で25万台」というのは一定の評価を下すべきであろう、とも考えています(ぼくはテスラ・サイバートラックについては非常に高く評価している)。

そこで米Business Insiderがテスラ・サイバートラック発表を記念し「もっとも醜いクルマ12台」選手権を開催。
ここでそのランキングを見てみましょう。

12.ポンティアック・アズテック(PONTIAC AZTEC)

かつては「世界で最も醜いクルマ」に選出されたこともあるポンティアック・アズテックですが、今回のランキングでは12位に後退。
それだけ他に「変なクルマ」が登場してきたということになりますが、TVドラマ「ブレイキング・バッド」の主人公が乗っていたことでも知られます。
これは「イケてなさ」をアピールするために選ばれたのだと思われ、それほどダサいのがアズテックということになりますね。
同メディアは「どれだけ美学に逆らったクルマを作ったとしても、アズテックには及ばない」というカナダのメディアからのコメントを引用しています。

11.日産キューブ(NISSAN CUBE)

これはちょっと意外な結果であり、というのも、かのジャスパー・コンラン卿もたいそうキューブを気に入り、そのために「コンラン・キューブ」が誕生したほど。

10.ポンティアック・トランススポート(PONTIAC TRANS SPORT)

ダッジ・キャラバン、プリマス・ボイジャーへの対抗として発売されたそうですが、年間販売台数はわずか3万台に満たない数値だった、とのこと。
3万台というと、テスラ・サイバートラックが20時間もかからずに予約を集めた台数と同じくらいですね。

9.AMCペーサー(AMC PACER)

始めて見ましたが、たしかに「ヤバイなこれは・・・」という感じですね。

8.AMCグレムリン(AMC GREMLIN)

発売当時、アメリカ国内では酷評されたそうですが、にもかかわらずAMCでもっとも人気を獲得したクルマの一台、とのこと。
映画「バリー・シール/アメリカをはめた男」に出てきたような気もしますが、定かではありません。

7.フォード・エドセル(FORD EDSEL)

「みにくいアヒルの子」とまで呼ばれたそうですが、メカニカルトラブルも多く、結果としてフォードに3億5000万ドルという巨額赤字をフォードにもたらしたクルマだそう。

6.トヨタ・プリウス(TOYOTA PRIUS)

各世代のプリウスともに評判がよろしくないようですが、とくにカーメディアからの酷評っぷりが凄いようですね。
とくにジェレミー・クラークソンはプリウスを毛嫌いすることでも有名。

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5.クライスラーPTクルーザー(CHRYSLER PT CRUISER)

生粋のカーガイとして知られ、ダッジ・ヴァイパーやレトロモダンなシボレー・カマロ、プリマス・プロウラーを発売に導いた前GM副会長、ボブ・ラッツ氏が世に送り出したクルマ。
けっこう大きな話題を呼んだと記憶しており、日本でも大人気となりましたが、ここに入るとはちょっと意外です。

4.フォード・トーラス(FORD TAURUS)

ちょっとケッタイな見た目ではありますが、意外と売れていたようにも記憶しているクルマ。
ただしBusiness Insiderによると、このデザインになってから販売が大きく落ち込んだとのことなので、一般受けはしなかったようですね。

3.ランボルギーニ・ヴェネーノ(Lamborghini Veneno)

なぜここに入るのかがわからないといった感じですが、ランボルギーニのエクストリームなデザインはときに「やりすぎ(オーバーキル)」感を人々に与えることがあるからなのかも。
とくにエドモンズの評価は低く、「最悪」だと評されているようですね。
ただ、赤道ギニア副大統領から押収したヴェネーノ・ロードスターは「9億円」という、ランボルギーニ史上もっとも高額で落札されており、評価が分かれるクルマだと言えそう。

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2.日産ジューク(NISSAN JUKE)

キューブに続いてジュークも「醜いクルマ」にランクイン。
たしかに発売当初は「えっ」という印象ではあったものの、実際にはけっこうな人気となり、二代目ジュークも初代のデザインを踏襲したほか、新型エクストレイルもキューブっぽいデザインとなる模様。

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1.シボレー・カプリス(Chevrolet Caprice)

「クジラ」という表現を用いてその不格好さが非難の的となっていますが、これもそこまで売れなかったわけではないんじゃないか、とも認識しています。

チャンピオン:テスラ・サイバートラック

そしてビジネスインサイダーが圧倒的に不格好だとしているのがテスラ・サイバートラック。
ただ、冒頭に記載したように「格好悪い」と言われても売れるクルマもあり、嫌われるということはそれだけ個性が強く、逆に好きな人も多いということなのかもしれません(かつてプリンスが好きなアーティスト、嫌いなアーティストの両方で1位であったように)。

ちなみにアルファロメオ156(前期型、ワルテル・デ・シルヴァのデザイン)も登場した時は「デザイン的に間違っている」と言われたものの、実際には”アルファロメオ史上、最も成功したモデル”と言われるほどに売れていて、メディアや評論家、評価機関の言うことは必ずしも信用できない、ということもわかりますね。

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ボクの考える「イケてないクルマ」はこれだ

なお、ぼくの考える「もっともイケてない」クルマのトップは「サンヨン・アクティオン」。
そのプロポーションもさることながら、ヘッドライトやテールランプの造形もかなり衝撃的です(しかもそれらのパーツが大きいのでなおのこと)。

そして「プーマ」もなかなか。

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ちょっと待って。「世界一醜い車」プーマがポルシェ918より高い価格で売られる

あとはポンティアック・グランダム。

そのほか、オートザム・クレフ、トヨタ・プラッツもけっこう「ダサいんじゃないか」と考えています。

今まで見た中で「これはちょっと」と思う車ベスト3をあげてみる

VIA:Business Insider

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