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新型アウディA8登場。「技術の無駄遣い」といえるほどの最新デバイスがテンコ盛り

投稿日:2017/07/12 更新日:

アウディが新型A8を発表。
その場として選ばれたのはバルセロナで、アウディサミットでのアンヴェールとなります。
「新しいデザイン言語と、時代を先取りするタッチスクリーン操作コンセプト」を掲げ、フラッグシップらしくアウディの将来を示すモデルとなっていますが、そのA8もついに第四世代に。
A8は1994年に「オールアルミ」を掲げて登場しており、いずれの世代もアウディのイメージを牽引する役割を担うなど「責任重大」なモデルでもありますね。

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大きな特徴としては上述の通り「新しいデザイン言語と、時代を先取りするタッチスクリーン操作コンセプト」となり、アウディのスローガンである「Vorsprung durch Technik(技術による先進)」を前面に押し出し、2018年以降段階的に自動/自律運転機能を導入する、としています。
それらには「パーキングパイロット、ガレージパイロット、トラフィックジャムパイロット」が含まれるとされますが、購入後にアップデートで機能を追加できるのかどうかは不明。

外観上の特徴としては「直立したシングルフレームグリル」で、「アウディ・プロローグ」譲りのスタイリング。
アウディのデザイナーが当時語ったとおりのデザインが実現されていることになりますね。
全長は5.17メートル、ロングホイールベースはさらに13センチ延長され、当然ですが「かなり大きな車」。

デザイン上では「4つのホイールアーチに同じ比重を置いた」としており、これによって視覚的に「クワトロ」を表現。
ヘッドライトは「レーザー」を組み合わせたHDマトリクスLEDヘッドライト、リアにはOLEDテールランプ。
ドライバーが近づいたり貼られたりするたびに「ユニークなプレゼンテーション」を行うとしていますが、これはメルセデス・ベンツEクラス、マクラーレン720Sにも同様の機能が搭載されており、高級車、エキゾチックカー(要するに高価な車)において今後一つの「標準装備」となるのかもしれません。

インテリアのテーマは「自由」で、贅沢なラウンジを表現した、とのこと。
室内の全長は前代に比べ、装備や素材の選択肢はさらに拡大。
「エアベントの電動開閉シャッター」を装備しているようですが、これはポルシェ・パナメーラと同様のものかもしれませんね(画像を見ると採用される場所は異なるようですが、電源OFFで周囲のパネルとツライチになるのは同じ考え方のように思える)。

ロングホイールベース版のA8Lにはオプションで「リラクゼーションシート」が用意され、フットマッサージ機能が(先に公開されたプロモーション動画の通り)装備され、もちろんヒーターやシートマッサージ機能つき。
さらにはOLEDディスプレイ付きのタブレット状コントロールユニットが装備されるほか、読書灯は「HDマトリクス(なんという技術の無駄遣いよ!)」。

インテリアのデザインイメージは「水平」で、加えて操作方法も一新。
ロータリープッシュボタン、タッチパッド、ボタン、スイッチが無くなり操作を行うのはほとんど10.1インチのタッチ式ディスプレイを介して、ということに。
このディスプレイもスイッチオフ時には「パネルと一体化」してその存在がわからなくなるようですが、やはりこれもポルシェ・パナメーラと同じ部分で、フォルクスワーゲン・アウディグループの「高級車」には順次こういった装備が採用されてゆく、と考えてよさそうですね。

最大のトピックは自律型「自動運転」だと思われ、これはアウディいわく「市販モデルではじめて」。
「トラフックジャムパイロット」は時速60キロ以下の高速道路限定ではあるものの、発進、加速、ステアリング、ブレーキの各操作を車が自動的に行い、「ドライバーはステアリングホイールから手を離しても大丈夫」とのこと(現段階では未導入)。

サスペンション、ハンドリングに関するテクノロジーも特筆すべき点で、アウディが「物理的な限界へ挑戦」した集大成と言えるもの。
横Gや段差で当然受ける慣性や衝撃を打ち消す動作を行うということになり、まさに「物理の法則に反する動き」をしそうですね。
これは先日のメルセデスAMG E63 4MATIC+試乗でも感じたことですが、もはや最新技術は物理的な常識を超えたと言っても良さそうです。

当然アクティブサスが装備され、これは4輪それぞれをアクチュエーターで上下させることが可能。
事故の際には「衝撃を受ける側」のボディを持ち上げ、より頑丈なサイドシルにヒットさせるような機能も持っています(メルセデス・ベンツも採用しており、これも今後高級車の標準装備になりそう)。
なお動作電源は話題の「48ボルト」。

ハンドリングに関しては「ダイナミックホイールステアリング」が設定され、これは「可変ステアリング」と「後輪ステアリング」を組み合わせており、これによってステアリングホイールの切れ角と速度によって制御を変え、「小回りがきく」「高速走行時のコーナリングやレーンチェンジでの高い安定性」を両立させています。

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エンジンラインアップは286馬力の3リッターTDI、350馬力の3.0TFSI、435馬力の4.0TDI、460馬力の4.0TFSIが揃い、これらは全て48Vの「マイルドハイブリッド テクノロジー(MHEV=マイルドハイブリッドエレクトリックビークル)」と組み合わされることに。
これによってコースティング(フォルクスワーゲン・アウディグループはこれを燃費向上・環境性能向上の重要な手段として位置づけている)をより効率的に得られる、としています。

後にはPHEV版「Audi A8 L e-tron quattro」も追加される予定で、こちらは3.0TFSIエンジンとモーターとの組み合わせでシステム合計449馬力を発生し、ワイヤレスチャージングシステムも容易されるようですね。

ここからは新型A8の動画となりますが、まずはダイジェスト版。

インテリア。

パーキングパイロット&ガレージパイロット。

こちらは早速新型A8とBMW 7シリーズとを比較した動画。

 

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