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ジャガーXJは継続。2018年モデルを発表し史上最強の「XJR575」も発表

2017/07/30

ジャガーが2018年モデルのXJを公開。
一時は「XJは廃止」という情報も流れた中、嬉しいサプライズですね。
更にはフラグシップモデルとして「XJR575」を追加しており、もちろんこれは文字通り575馬力を発生する「V8スーパーチャージド5リッターエンジン」を積むスーパーサルーン。

0-100キロ加速は4.4秒、最高速度は時速300キロに達する性能を誇り、メルセデスAMG S65の4.3秒、BMW 760Liの3.9秒と比べてもさほど見劣りのしない数字。
なおXJの登場は2009年であり、それを考えるとむしろこの数字は賞賛されるべきとも言えますね。

ボディカラーについては新色「ベロシティ・ブルー」と「コリス・グレー」を追加(おそらく画像のマットフィニッシュを持つボディカラーがコリス・グレー)。
XJR575についてはフロントバンパー形状がアグレッシブになり、ボンネットにはルーバーが設けられ(これはジャガーにおけるハイパフォーマンスモデルの定番となりそう)、20インチサイズのグロスブラックホイールなど迫力のある外観に。

インテリアにおいてはグレー(画像)のほか、サルーンらしくアイボリーを基調とし、しかしスポーティーなダイヤモンドステッチを施したシートがオプションで用意され、4G Wi-Fi、10インチサイズのタッチスクリーン式ディスプレイを装備し、ステレオカメラによる半自動運転機能も与えられる、とのこと。

ジャガーXJは当時まだ珍しかった「オールアルミ」製のボディを採用したことも一つのトピックですが、1968年のシリーズⅠよりずっと続いていた「丸目四灯」のクラシカルなスタイルを捨て去ったことが大きな特徴。

それまでのデザインは「XJをXJたらしめる要素」と言えただけにずいぶん思い切った判断であったと思えるものの、結果的にはそれが大成功。
その後登場するジャガーの他モデルもXJに続くデザインを採用しており、現行XJが「新しいジャガーの時代を作った」とぼくは考えています。

XJについて、もうひとつ評価したいのは「インテリア」。
これも当時ほぼどのメーカーも考えていなかった「アンビエントランプ(ムード照明)を採り入れ、ピアノブラックのパネルも採用(プッシュ式スターターボタンの採用も早かった)。
ここ最近になってメルセデス・ベンツがアンビエント照明を採用していますが、ジャガーXJはずっと前にこれを採り入れていた、ということになります。

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