ベントレー・ミュルザンヌをクーペに改造するチューナー登場。一体なぜ?
ドイツのチューナー、Mcchip-DKRがベントレーミュルザンヌをワンオフにてクーペ化し、「ミュルザンヌ・クーペ」を製作中。
「ミュルザンヌ・クーペ」はベントレーが発売するのではと報じられ、しかしその計画自体がポシャってしまったもので、今回このチューナーがそれを「自分たちの手で作ってしまおう」と立ち上がったというのがその経緯だそうです。
コンチネンタルGTにミュルザンヌの顔面スワップではダメなのか?
画像を見ると後部ドアを取り外してアルミ製のパネルで埋める、ルーフを切り取ってクーぺ風ルーフを取り付けるなど大掛かりな改造が行われていますが、ここでぼくが思うのは「コンチネンタルGTにミュルザンヌの顔面をスワップするのではダメなのか」ということ。
ミュルザンヌのルックスを求めるのであれば「顔面スワップ」の方がはるかに簡単で、ミュルザンヌのエンジンが欲しいのであれば「エンジンスワップ」の方が容易だと考えますが、もしくは単に「誰もやってないことをやりたかった」だけなのかもしれません(これは理解できる)。
ミュルザンヌはベントレーのフラッグシップで、駆動方式はFR、6.8リッターV8/OHVターボ(512馬力)というスペック。
コンチネンタルGTのトップグレード「スピード」のエンジンは6リッターW12ツインターボで642馬力を誇ります。
出力だけ見るとコンチネンタルGTの方が高くなっているものの、「トルク」だと優劣が逆転しており、ミュルザンヌのエンジンもまた魅力的であるのは間違いなさそう。
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