| ブラバスがバブル時代っぽいホイールを発売 |
ブラバス(BRABUS)は積極的にメルセデス・ベンツのチューニング(カスタムも)を展開していますが、今回はメルセデス・ベンツCLS向けのカスタムパーツをいくつか公開。
まずはホイールですが、ディッシュ、スポークあわせて20〜21インチまでを5タイプ発表しています。
ディッシュタイプのホイールは1980年代のメルセデス・ベンツにインスピレーションを得たモノブロックデザインですが、これはなかなかに秀逸。
なぜディッシュホイールは消滅?
一般的に、ホイールデザインとしてはBBSに代表されるようなメッシュ、フェラーリによく見られるスポーク、そして今回のブラバスのような「ディッシュ」がメイン。
最近では製造方法が進化したこともあり、より多様なデザインが普及している反面、「ディッシュ」がほとんど見られないようになっていますね。
この「ディッシュ」は80年代〜90年代にメルセデス・ベンツに純正採用されていたほか、カールソンやブラバスなどのチューナーも当時採用しており、とくにカールソンは大人気。
ですがその後このディッシュは姿を消すことになり、サルーンにも軽量そうな「マルチスポーク」が採用されることに。
ただ、ぼくは「サルーンにはやっぱり(重くても)ディッシュ」だと考えていて、その表面積の大きさがサルーンという大柄な車にマッチするのだと考えています。※サルーンに軽量スポークホイール、というのはバランスが良くないと思う
そしてメルセデス・ベンツも最近では「マイバッハ」にディッシュっぽいデザインのホイールを採用するケースが見られ、「ディッシュタイプホイールの復権ではないか」と感じさせるところも。
おそらくはレクサスあたりにもこのディッシュホイールはマッチすると思われ、車高を落とし、今風にブラックへペイントしたディッシュホイールを装着さればさぞや格好良いだろう、とも思います(当時はクラウンに装着する人も多かった)。
そのほかブラバスはイルミネーション付きのシルプレート、ドアロックピンも発売。