| マクラーレンが3年ぶりに”MP4-X”をフェイスリフト |
マクラーレンは2015年に「未来のF1マシンのあるべき姿」として”MP4-X”を公開していますが、その三年後の今年に”MP4-X2”としてそのコンセプトカーをアップデート。
X2ではこれまでのブレーキやエンジンの発熱を利用した発電だけではなく、「インダクティブ・チャージング」、超薄型バッテリー、ソーラーパネルを装備し、アクティブエアロも最新のものへ変更されています。
仕様は完全に「未来」
なお操作は「脳波」とホログラフィックディスプレイを通じての「ジェスチャー」とのことで、ドライバーの体調を監視するシステムも内蔵しており、完全に「未来に行ってしまった」クルマですね。
マクラーレンはこの他にも「アルティメット・ヴィジョン・グランツーリスモ2030」を完全なコンセプトモデルとして発表しており、こちらはマクラーレン720Sのエンジンにフロント左右1個づつのモーターを備えたハイブリッド(1150馬力)。
乗車姿勢はバイクのように上半身を前にして寝そべるような姿勢となりますが、この姿勢を採用する(未来の)コンセプトカーも多数。
ただし、この姿勢だと「踏ん張れない」ので思うような操作ができないんじゃないかと思うこともあります。
MP4-X2のボディカラーはマクラーレンのカンパニーカラーでもある「パパイヤオレンジ」。
そして「ブルー」も使用されますが、こちらも「マクラーレン・セナ」に使用されるなど、マクラーレンが好んで用いる色ですね。
コクピット、そしてタイヤは「クローズ」。
安全性はもちろんですが、空気抵抗の低減も重視しているのかもしれません。
ウイングやフィンのたぐいは逆に現代の(ウネウネした)F1よりもかなりシンプルですね。
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