| もっとも洗練された仕様のマクラーレンP1 |
元F1ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトン氏所有のマクラーレンP1が中古市場に登場。
注文時にマクラーレンのカスタム部門、「マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ=MSO」によってカスタムされたもので、ボディカラーは”Grauschwartz Grey”、そして各部がダーク仕上げとなるステルス・パックも装備しています。
インテリアもMSOがカスタムを行っており、「グレーとブラック」にて統一されたシックな仕様ですね。
カーボンパーツは適度に使用
なお、マクラーレンP1には「外装全部がカーボンファイバー」となるオプションもありますが、ジェンソン・バトン氏は「部分的」にカーボンを使用。
これが車体を「やりすぎ」に見せず上品に見せているようです。
ホイールはマットグレー仕上げ、そしてブレーキキャリパーはイエローとオレンジとの中間のようなカラー。
なお、このマクラーレンP1の「特別なところ」は、オプションの”トラックモード2”を装備しているところ。
これは約300万円で提供されるものだそうですが、専用ソフトウェアをインストールすることで、よりサーキットに適した走るが出来るようになるものだそう。
これまでこのオプションの存在は明らかにされておらず、よって「ジェンソン・バトン専用のオプションではないか」とも言われているようです。
売却の理由としては「乗る時間がないから(ジェンソン・バトンのインスタグラムより)」。
実際のところ、このマクラーレンP1は見ての通り新車同様で、走行距離はわずか885キロ。
販売価格は2億3000万円で、このコンディション、そしてオプション、マクラーレンP1の相場を考えると「かなりお買い得」だと言えそう。
それにしても、この「部分的にカーボン」はかなり効果的で、オシャレとスパルタンとがうまくバランスしているように思います。
インテリアはカーボンファイバー、そしてレザーにアルカンターラ。
ステッチは「カドミウムイエロー」。
内装のオプションは各部のカーボンファイバー化に加え、メリディアン・サウンドシステム、車両追跡システム、前後パーキングセンサーなど。
なお、ジェンソン・バトン氏はこれまでにも所有シていたフォードGTの売却や、
https://intensive911.com/?p=81907
ロサンゼルスの自宅用にマクラーレン675LTが納車された様子も報じられています。
これまでの愛車を見る限り、明るい色よりはグレーなどのシックなボディカラーが好みのようですね。