| 高級食材を破格にて食せる街、それが広州 |
さて、一瞬だけ行ってきた中国・広州。
しかしながら「食は広州にあり」ということで広州は美味しいものが多く、とにかく食べられるだけ食べてきた、という感じ。
まず上は「ヤシの実スープ」。
ヤシの実を割ってそのまま中にしいたけや烏骨鶏、クコの実、豚肉などを入れて煮込んだもの。
ほんのり甘く、しかし適度に塩味が効いていて「クセになる味」。
これはまた食べたい、と思わせる一品です。
とにかく広州は海鮮や魚介類が豊富
広州は海がほど近く、川もそばにあるために魚介類や海産物が豊富。
これはイカを甘辛く味付けしたものですが、お店の人の「オススメ」。
「旅行者だが、どれを食べておくべきか?」と聞いた時に教えてくれたものです。
下は牡蠣を炭火で焼いてニンニクとネギを乗せたもの。
6個で900円くらい、とかなり激安です。
なお、ぼくはいつも地元っ子しか行かないようなところへと行くのですが、そういったお店ではかなり価格が安いようですね。
そして中国では「一物一価」がかなり激しく崩れており、販売する場所でも価格が全く違います。
たとえば500mlのコーラだと、空港や駅などでは1本250円くらい、コンビニだと170円くらい、そしてこういったローカルな飲食店だと50円くらい。
その差は驚くべきもので、そういった理由もあってぼくは「観光客が行きそうな(つまり価格設定の高い)」飲食店には立ち入らないようにしています。
そして中国ではよく飲んでいる「ヤシの実ジュース」。
豚肉、鴨肉、鶏肉の3種盛り。
海鮮類を扱うお店の多くはこんな感じで水槽を設置していて、どれを食べるかをここで決めて注文するパターンも多数。
ちょっとグロいですが、左はスッポン、右はタウナギ。
スッポンの値段を聞くと「1つ900円」というのでこちらも注文。
そして出てきたのが下の料理ですが、甲羅までも煮込んでいますね。
そのほかはニラ、しいたけ、豚肉、ニンニクも入っており、かなり疲労に効きそうです。
なお中国人は「骨がついている方がいい」と考える場合が多く、このスッポンも基本は「ぶつ切り」を煮込んでいて、それを丸ごと口の中に入れ、口の中で骨と肉とを分解し、骨だけを吐き出す、というパターン。
他にも鳥やカエルもこういった食べ方をするようで、カニやシャコ(小さいもの)も殻つきのままかじり、肉部分を「吸い取る」といった食し方です。
焼きビーフン。
イカ、カニ、エビ入りとかなり豪勢ですね。
皿うどんというか揚げそばのようなもの。
麺の「コゲ」ている部分はなかなか美味です。
そのほか揚州チャーハンと空芯菜のようなもの。
今回入ったのはこんなお店。