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直近の「人気ボディカラー」調査ではグリーンが復活の兆し、欧州ではレッドを抜く。塗料開発技術の進歩によって表現が多様化したことが一因か

アストンマーティン

| しかもこのグリーン、日本で人気らしい |

この記事の要点まとめ

  • 不動の1位はホワイト: 世界シェア33%でトップ。しかし徐々に減少傾向にある
  • グリーンの大復活: 有彩色の中で世界的に最も成長。アメリカではシェアが2%から4%へ倍増
  • 無彩色の安定感: ブラック(23%)とグレー(19%)が続く。特にグレーはモダンな象徴として増加中
  • 自然志向のトレンド: ベージュやブラウンなど、自然に着想を得た「アースカラー」がシェアを拡大

先日はアクサルタによる「人気ボディカラーの統計(2025年)」をお伝えしましたが、今回は塗料メーカーであるBASFが2025年における世界中の地域ごとでの人気ボディカラーを発表。

最新の統計データによると、世界中のドライバーが少しずつ「個性」や「自然」を感じさせる色を求め始めており、いま最も注目すべきは「(アクサルタではオレンジを推していたものの)グリーン」なのだそう。

アストンマーティン
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いま「最も伸びている」のはグリーンという選択肢

ドイツの塗料大手BASFが発表した「2025年の全世界のボディカラーシェア」を一覧表にまとめたのがこちらの表ですが、BASFによると、なんとグリーンが「最も伸びた」国は日本なのだそう(ただ、現在の日本において「グリーンのクルマ」と言われても思いつかず、トヨタやホンダ、ダイハツやスズキのスモーキー調あるいはミリタリー調のものしか印象にない)。

2025年 自動車ボディカラー世界シェア

順位カラー世界シェア(2025)傾向
1位ホワイト33 %減少傾向 (前年34%)
2位ブラック23 %増加傾向 (前年22%)
3位グレー19 %増加傾向 (前年17%)
4位シルバー8 %減少傾向
5位ブルー8 %微減
注目グリーン5 % 有彩色で最大の伸び
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なぜ今「グリーン」が選ばれるのか? 3つの主要因

これまではマイナーだった「グリーン」ですが、2025年は有彩色(白黒以外)の中でトップクラスの成長を見せており・・・。

1. サステナビリティと「自然」への回帰

近年のアウトドアブームや環境保護への意識の高まりにより、自然を象徴する色が好まれるように。特に「アースカラー」としてのモスグリーンや、SUVに馴染む深い緑色が人気を牽引している

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2. ポルシェやBMWなど「高級ブランド」の戦略

高級車メーカーが、限定モデルやスポーツモデルのコミュニケーションカラーに、エモーショナルな「緑」を採用したことも大きな要因。これにより、グリーンは「個性的で洗練された選択」というブランドイメージを確立

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3. テクノロジーの進化による「新しい質感」

最近のグリーンは単なる原色ではなく、メタリックやパール、あるいは「ソリッド調のグレーがかった緑」など、塗料技術の進化によって光の当たり方で表情を変える深みのある色が開発されたことが消費者の心を掴んでいる(さらにはブルーっぽいグリーン、カーキっぽいグリーンなどバリエーションも多い)

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地域別に見るカラーの個性的変化

地域によっても、好みの変化にはっきりとした特徴が出ているといい・・・。

  • 米州(アメリカ): ホワイトが減少(28%)し、有彩色のシェアが2ポイント増加。特にグリーンの人気が2%から4%へと2倍に跳ね上がり、ベージュやバイオレットなどの個性的な色が躍進している
  • アジア太平洋: 依然として無彩色が強いものの、日本市場ではグレーが過去3年で最も伸びている色となっており、ホワイト単体からの脱却が進んでいる(たしかにグレーのクルマが増えた。クラウンスポーツなど)
  • EMEA(欧州・中東・アフリカ): グリーンが遂にレッドを追い抜き、保守的なイメージのある欧州でも、個性を重視する層が確実に増えている
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結論|クルマの色は「アイデンティティ」の表現へ

2025年のデータは、自動車が単なる移動手段から、所有者のライフスタイルを象徴する、あるいは自己を表現するアイテムへと再定義されていることを示しています。

「リセールバリューを考えて白にする」というこれまでの常識に対し、「自分の好きな、自然を感じる色に乗る」という価値観が台頭しているのだとも捉えることができ、これから「カラフルなクルマ」が街にあふれることを期待したいと思います。

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参照:BASF

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