
| 基本的に香港は「親日」でもある |
そして政治と文化とを「切り離して」捉えている人がほとんどである
さて、微妙な日中関係のなか香港へ。
この状況についてはいろいろと考えるところがあるものの、繊細な問題でもあるためにここでは触れずにおこうと思いますが、簡単に(この件について)結論だけ言うと「全く問題なし」。
現地ではいつもどおり日本料理店も営業しており、日本でデザインや製造されたことを示す広告も多々見られ、かつ「日本人」だとわかると歓迎の意を示されたり日本語で応対してくれたりということが多く、いつもどおり「日本人はウエルカム」といった印象です。
まずは関空から香港国際空港へ
そして今回もいつも通り関空から香港国際空港へ。
利用するのは(やはりいつもどおりの)キャセイパシフィック航空で、しかし今回は就航75周年記念ということでこういったバッグが無料で配布され・・・。
その中には木製の扇子にキーホルダー、そしてパイ。
エコノミークラスの機内食はこう(いつもと変わりはなく、就航記念特別メニューではない)。
そして空港につくと、あちこち「香港っぽい」アートが見られます。
ここ数年、香港では「リバイバル」ブームが起きているようで、そして香港ならでは資産を観光に活かそうというムーブメントが活性化しており、香港の景色(バスやタクシー含む)、建造物、食品や飲み物などがいたるところで全面に押し出されているようですね。
その後はエアポートエクスプレスを利用して香港駅へと向かい、そこからタクシーに乗ってホテルへ。
以前は「香港駅とホテルをつなぐ無料シャトルバス」がたくさん走っていたものの、コロナ禍以降は大幅に路線が縮小されてしまい、ぼくが定宿とするコンラッド香港へ行くには「タクシーがベター」な選択肢となっています。
こちら(左の建物)がコンラッド香港。
大型ショッピングセンター「パシフィックプレイス」の上に位置しており、地下鉄(メトロの銅鑼湾駅とも直結しているため、香港駅から地下鉄でも行くことも可能です。
ただしスーツケースをもって混雑する地下鉄に乗ることはちょっと気が引けるため、いつもタクシーを利用しているわけですね。
なお、このショッピングセンターには「マリオット」「シャングリ・ラ」ホテルも直結していて、同じ敷地内にコンラッド含めて3つのホテルが存在します。
ロビーはこう。
香港では日本以上に「環境に配慮」
そしてコンラッド香港へとチェックインしますが、ルームキー(カード)は「木製」。
香港はかなり早い段階から環境に対する意識が非常に強く、1980-90年代だと香港へと輸入するクルマは現地の環境規制に対応するためにパワーダウンせざるを得ないことが多く、しかしその後世界中にて規制が強化されることで、今だと香港へと自動車を輸入する場合であっても特別なデチューンを施す必要がなくなっています(つまり世界の規制が香港の規制に追いついたということを意味している)。
そういった理由もあって香港は「樹脂(プラスチック)製品の使用を控える」企業が多く存在し、コンラッド香港においても数年前からプラスチックが「紙、木、金属」というリサイクルが容易で有害物質を製造・廃棄段階で排出しにくい、つまり環境負荷が低い素材へと置き換えられているわけですね(シャワーキャップは紙製、歯ブラシの柄は竹製など)。
ちなみにぼくは「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」に加入しているので部屋が自動的にアップグレードされ、今回はクラブラウンジができる客室を用意してもらえることに。
ラウンジはホテルの上層階(59階だったと思う)にあり、「朝食、アフタヌーンティー、バー」といった3つの時間帯(それぞれ提供される内容が異なる)にて利用が可能。
ラウンジからの眺めはこんな感じでまさに「絶景」。
そして部屋にはおなじみの「コンラッドベアー(持って帰ることができる)」。
以前は「コンラッドダック」がバスルームに置かれていたものの、樹脂製だからかここ最近は廃止されてしまったようでちょっと「残念」。
コンラッド香港はこんな感じ
そこでコンラッド香港をざっと見てみると、ロビーはこんな感じで季節に応じた飾り付けがなされます。
至るところがクリスマス仕様。
香港はかつてイギリスの植民地でもあったので、盛大にクリスマスを祝う風潮が残っているわけですね。
そしてホテルの前にあるブロンズ像も「クリスマスバージョン」に。
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