| レクサスはSEMAに3台の”ヒーロー”を投入 |
レクサスが北米におけるカスタムカーの祭典、SEMAショーに展示する車両の概要を公開。
今回は「レクサスRC XCC Hero」「レクサスLS カスタムヒーロー」「レクサスES カスタムヒーロー」の3台がメイン。
やはり目を引くのはレクサスLSで、これはグレーにボディをフルラッピング(シートはエイブリィ・デニソン製)。
ホイールは22インチのワーク製で、アーティシャン・スピリッツ(Artisan Spirit)製のエアロパーツも装着されます。
エイブリィ・デニソンはカー用ラッピングシートや梱包素材等で知られ、もちろんワークは日本が誇るホイールメーカー、アーティシャン・スピリッツもやはり日本のエアロパーツメーカー。
SEMA(Specialty Equipment Market Association)ショーはアメリカの部品団体が毎年開催する展示会ですが、「部品団体」が示すとおりアフターマーケットにおけるパーツの普及を目指したもので、今回のレクサスのように自動車メーカーとチューニングパーツメーカーとがタイアップして出店するのが通例となっています。
そして既存製品だけではなく、そのブランドのアピールのために過激なカスタムを施すことも珍しくなく、ドイツのエッセンと並ぶ、もしくはそれ以上のカスタムカーが勢揃いする場でもありますね。
レクサスLSは車高もペッタンコ
そしてこの「レクサスLSカスタムヒーロー」は車高も限界近くまでダウン。
ブレーキシステムはブレンボ製で、フロントは6ポッド、リアは4ポッドの対抗ピストン式キャリパー(ブレーキローターは2ピース)。
レクサスESカスタムヒーローは”グルメ向け”?
そして今回はじめてSEMAに出展されるのがレクサスES。
こちらはちょっと不思議なカスタムが施されており、というのもトランク内にワインとグラスを収納するスペースを設けているため。
ワインを熟成させるオークを使用したもので、奥の方には「樽」をカットしたものも見えますね。
シートにはスプーンとフォーク、ワイングラスを模した、グルマンっぽい刺繍も。
フロアマットもオーク製(これは違和感がある)。
ただしドアやトランクを閉じてしまうと「極めて普通」の外観を持っており、アーティシャンスピリッツ製のエアロパーツ、20インチのレイズ製ホイール、そしてミシュラン・パイロットスポーツ4Sくらいが外観における純正からの変更点。
レクサスRC 350F Sport XCC(クロスカントリー)ヒーローはショーが始まってからのお楽しみ
そして最後のレクサスRCのカスタムカー、「XCC(Cross Couuntry)」カスタムは現在製作中。
マイアミからSEMAショー開催地のラスベガスまで「カスタマイゼーション・ロードトリップ」を行うとされ、途中で何度かカスタムの過程が公開されるのかもしれませんね。
現在のところVOSSEN製の20インチ鍛造ホイール、Nitto製NT555 G2タイヤ、RS-R製ダウンサス、Apexi製N1-Xエボリューション・エクストリームマウラー等が装着され、やはりエイブリィ・デニソン製のラッピングが施工されています。
VIA:LEXUS