| 珍しくビジネスバッグを購入してみた |
さて、ブリーフィング(BRIEFING)のビジネスバッグ”MODULE WEAR SLライナー”を購入。
ぼくはあまりビジネスバッグを使用する機会がありませんが、それでもときどきビジネスバッグを使用せざるを得ない機会があり、それに「備えて」の購入ということになります。
けっこう色々と探してみたのですが、結局は価格と性能とのバランスがよく、誰から見ても「行き過ぎでもなく、足りないこともない」無難なブリーフィングに。
なお、最後まで競合したのは吉田カバン(ポーター)の「ヒート」シリーズ。
これはバリスティックナイロンを使用したことが特徴で、ややミリタリーテイストなところがブリーフィングとモロに激突。
ぼくは「ヒート」のウエストバッグ、トートバッグを持っていますが、タフなルックスとは引き換えに「重い」ことが難点で、そしてビジネスバッグにはMacBookや書類など重量のあるものを収納することになるため、本体は少しでも軽くしておきたい、と考えてブリーフィングを選んだわけですね。
加えて、ポーターは「比較的若いビジネスマンが持つ」という印象もあり、実際に多くの若手が使用しているということもあって「自分の年齢だとやはりブリーフィングだろう」という判断も働いています。
ブリーフィングのバッグは「外に」収納できることが特徴
このMODULE WEAR SLライナーは文字通り「MODULE WARE/モジュール ウエア」シリーズに属し、素材はフルダルコーデュラリップストップナイロン。
ブリーフィングというとざっくりした太い糸を使用したナイロンが特徴ではあるものの、これはきめの細かいナイロンを使用しており、そのぶん軽量に仕上がっています。
生地は「マット」な感じで、ブリーフィング特有の「レッドステッチ入りのデイジーチェーン」も健在。
フロントにはポケットが三つ、そして一つのポケットの中にはキーホルダー。
ブリーフィングはそのデザインにミリタリー要素を取り入れていることで知られますが、「取り出したいものを、取り出したいときに取り出せる」ように考えられているのが特徴。
うまく活用すればバッグをガバっと開けなくても必要なものを手際よく取り出せるため、満員電車など「狭い」スペースでも使いやすいバッグです。
メインの収納スペースは大きく開き、ノートPCもしっかり収納。
そのほかタブレットの収納スペースやメッシュポケットもあって、「そんなに入れるものないよ・・・」と思うほどポケットが多数。
持ち運びは「手提げ」と「ショルダー」に対応。
バックにはスーツケースのハンドル部に差し込むベルトがあり、こんな感じでスーツケースと一緒に運べるのもいいですね。
ブリーフィング(BRIEFING)とは?
ブリーフィングとはアメリカのバッグブランドで、ミリタリーの持つ機能性や耐久性をいかにタウンユースに落とし込むか、ということを考えたブランド。
設立は1998年なので「かなり」新しいブランドですが、雑誌「ビギン(Begin)」やモノマガジンで大きく取り上げられ、一気に日本での知名度が向上しています。
なお、販売体制がしっかりしており、値引き販売が許されていないために価格が安定しているのも特徴(つまりリセールもいい)。
「メイド・イン・USA」にこだわっていることも安心感のあるところですが、最近だと「日本製(日本法人の独自規格モノ?)」も見られ、そして今回購入したSLライナーはなんと「中国製」。
ブリーフィングはバッグについているブランドタグに「MADE IN USA」と記載されているのが常ではあるものの、その記載がないのは「日本や中国など、アメリカ以外」の製造ということになりそうです。
なお、これまでにもいくつかブリーフィングの製品を使用してきた身として、SLライナーは一目見て「なんか品質が落ちたな」とわかる製品で、それは全体的な記事や縫製、とくにベルト部分の「見た目や実際の硬さ」。
メイド・イン・チャイナの製品はだいたいこういったベルト部分の品質がイマイチであり、ここはひとつの判断基準になると言えるかもしれません。
そして最近ブリーフィングはこれまでの「ブラック、ネイビー、カモ」に加えて新色「グレー」を発売したりしていますが、やはり「販売が伸び悩み、」そのために新シリーズ(カラー)展開を行ったり、生産地を変更して原価を下げたり、それによって販売価格を抑えているのでしょうね。
そういった意味では、現時点でも日本製にこだわる吉田カバンのほうが製品として優れ、コストパフォーマンスも高い、と考えています。
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