欧州メディアが「ゴルフ8世代のGTIは300馬力になる」と報道
いよいよモデルチェンジを迎え、2019年6月から生産が開始されるゴルフ8。
今回Autobildが報じたところではゴルフ8世代のGTIは300馬力を発生するとも言われており、ホットハッチにおける台風の目になる可能性も。
なお、現在ホットハッチの雄といえばホンダ・シビック・タイプRとルノー・メガーヌR.S.。
シビック・タイプRは310馬力を発生し、メガーヌR.S.は279馬力というスペックですが、メガーヌR.S.には300馬力を発生する「トロフィー」が追加されているので、やはりホットハッチはもはや「300馬力クラス」での競争ということになりそうです。
ルックスは現行モデルの延長線上
Autobildは次期ゴルフGTIのルックスにも言及しており、現行モデルに比べるとグリルが細くなり、逆にバンパー下側のエアインテークが大きくなると予想。
フォルクスワーゲンはすでに次期ゴルフのティーザー画像を公開していますが(シルエットのみ)、このシルエットもやはり現行モデルと大きく差はなく、今回のモデルチェンジは「キープコンセプト」だといえそうです。
そのほかAutobildは、リアディフューザーやリアスポイラーがやや大きくなるということにも言及しており、全体的にはスポーティーな雰囲気になること、そして標準モデルのゴルフとの差異が大きくなるであろうことが想像できますね。
次期ゴルフRは悲願の400馬力に?
なお、現行ゴルフGTIの出力は230馬力なので、これが300馬力となると「相当なパワーアップ」。
となると気になるのは「ゴルフR」で、現行の310馬力がどこまでパワーアップされるのかということ。
フォルクスワーゲンは400馬力を発生する「ゴルフR400」もしくはゴルフR420を発売する予定だったものの、ディーゼル不正事件にてお蔵入りとなってしまい、ゴルフ8世代でついに「ゴルフR400」が実現するのではないか、と期待してしまいますね。
さらにゴルフ8にはマイルドハイブリッドが搭載されるとされ、これがパワーアップに貢献するのは間違いなく、ここはライバルに比べると大きく差がつく部分かもしれません。
なお、ゴルフ8のインテリアについては最新のインフォテイメントシステムが搭載されて「フルデジタル」になるとされ、車両の設定や各種操作もタッチ式パネルで操作するようになると言われますが、これもまたシビック・タイプRやメガーヌRSに対してアドバンテージとなる部分でもありますね。