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ロータスが今後「中国産」になるとの報道。親会社の吉利汽車が武漢に建設する新工場にて吉利、ボルボとともに生産予定

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理論的に考えるとやっぱり「そうなる」

ロータスが中国の自動車メーカー「吉利汽車(Geely)」傘下となってしばらく経ちますが、その吉利汽車は中国・武漢に1500億円を投資して新しく工場を建設する見込み。

そして今回ロイターが報じたのが、「ロータスも今後、吉利汽車の武漢工場で製造される」ということで、「わかっていたけど実際に報道されると、ちょっとショック」。

ロータス自身も2000億円の資金援助を受けているが

この吉利汽車新工場は年間15万大規模の生産が可能だとされ、しかし今のところいつ稼働するのか、どのモデルがそこで製造されるのかは謎のまま。

現在ロータスはイングランドはノーフォークの自社工場で生産を行っていますが、ロータス自身も吉利汽車から2000億円を超える資金援助を受けており、一説では「ロータスのスポーツカーはイングランドにて、融資をもとに継続生産し、SUVはそれとは別に中国で生産」されるという話も。※吉利に買収される前、ロータスは他の中国企業との合弁にて、中国で新型SUVを生産するという話をまとめている

ちなみにボルボは中国生産へと移行させている途中で、これは吉利汽車が保有するほかブランドとのシナジー効果を出すため。
具体的には、ボルボXC40とLynk&Co.ブランドのクルマとの間で「共通性をもたせ」コストを引き下げているといった現実もあるわけですね。

ただ、ロータスのスポーツカーと吉利汽車のクルマとで「なにかを共通させる」ことは難しく、かつメリットにもならないと思われるので、やはりロータスのスポーツカーはひとまず「別扱い」なのかもしれません(ロータスのSUVと吉利汽車のSUVとが”バッジ違い”となるのは十分にあり得る)。

なお、吉利汽車はロータスに大きな可能性を見出しており、今後スポーツカーレンジを拡大し、「ハイパーカー」にまで手を伸ばす可能性も示唆。

吉利汽車のCEO、李書福は理想家ではなくビジネスマンとしての性質が強く、ロータスを購入したのも「ロータス愛」といったロマンティックな理由よりも「カネを生み出せるから」と考えているのだと思います。

吉利汽車は日ごとにボルボ、ロータスに対する支配力を強めている

ちなみにロータス、吉利、ボルボの関係は日を追うごとに強くなり、たとえばボルボのレーシングチーム「シアン」からはボルボの代わりにロータスが出走することに。

そして同じくシアン・レーシングから吉利汽車のLynk&Coが参戦したり、と「グループあげて」といった印象が色濃くなっていますね。

とにかくロータスについては情報が交錯している状態で、何が本当なのかはわからない状態でもありますが、「理論的に」かつ「ビジネスとして」考えると、ロータスのSUVは中国生産になるのは間違いなさそうで、あとはロータスのスポーツカー部門がどうなるか、といったところですね。

ただ、ロータスのスポーツカー部門についても「今後エレクトリック化」するであろうことを考えると、吉利汽車、ボルボと同じところで研究や生産を行ったほうが良さそう。

そして、これまでは「ボルボ、吉利、ロータス」間ではそれぞれ「別会社」といったイメージがあったものの、今後はボルボやロータスも「吉利汽車という、一つの会社の意思のもとで動く」単なるブランドの一つになってしまうのだろう、とも考えています。

VIA:Reuters

 

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管理人:JUN

ランボルギーニ/ポルシェ/ホンダオーナー。 ハイパフォーマンスカーを中心に、それにまつわる話、気になるクルマやバイク、モノ、出来事などを紹介します。

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