おそらくは現在最高のFFホットハッチ
先日フォルクスワーゲンが発表したばかりのニューモデル、「ゴルフGTI TCR」。
これはゴルフGTIのレース専用モデル”TCR”をイメージした市販モデルで、もちろん公道での走行が可能となっています。
その性能はズバリ「ゴルフGTIとゴルフRとの中間」で、出力はゴルフGTIよりも45馬力高い290馬力(ポルシェ718ケイマンが”300馬力”なので、この290馬力というのはかなり強力)。
ローンチコントロールはこうやって作動させる
そのゴルフGTI TCRですが、受注を開始したばかりで納車はまだまだ「先」。
ですが今回、ポルトガルのメディアがフォルクスワーゲンよりデモカーを借り受け、その加速テストを行うことに。
ゴルフGTI TCRのエンジンは2リッター4気筒ターボ、トランスミッションは7速DSGのみ。
駆動輪は前輪のみで、LSDが標準装備となっています。
そして動画では、その「ローンチコントロールを作動」させる様子も紹介。
そこでこの動画ではローンチコントロール「あり/なし」両方で加速をテスト。
結果から言うと、ローンチコントロールありで0-100キロ加速5.5秒(フォルクスワーゲンの公称値よりも0.1秒速い)、ローンチコントロールなしだと5.6秒。
その差は0.1秒ということになり、ローンチコントロールはさほど大きな役割を果たしていないということになりますが、逆に考えると「ローンチコントロールを作動させなくても十分なトラクションを発揮できる」ということになり、これまたゴルフGTIが持つ、もともとのポテンシャルを証明する結果に。※真横から捉えた映像もあり、加速時の姿勢もかなり安定していることがわかる
ゴルフGTI TCRのサウンドは「快音」そのもの
さらに動画では車内外両方の映像を収録しており、フル加速時における車内のサウンド、外から聞いたサウンド両方を堪能可能。
中から聞くと比較的重い音で、外から聞くと歯切れのよい軽快なサウンド、といった印象ですね。
もうちょっと大きな音がほしければ、アクラポヴィッチ製のエキゾーストシステムを装着する、という手もありそうです。
それでは動画を見てみよう
こちらがゴルフGTI TCRで思いっきり加速する動画、「2019 Golf GTI TCR (290hp) - 0-100 km/h LAUNCH Control」。
VIA:Automann-TV