>トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS)

新型トヨタ・スープラのカスタム一番乗り。ドイツのPrior Designがオーバーフェンダー+ウイングのド派手チューンを予告

2019/01/29

Prior Designは本当にこのデザインで出してくる。そういったチューナーだ

ドイツのチューナー、Prior Designが新型トヨタGRスープラのチューニングに参戦する、と発表。

Prior Designはアウディ、メルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェ、ベントレー、ランボルギーニ、ジャガーなど幅広くチューン/カスタムを手がけていますが、過去には巨大なオーバーフェンダーを装着した日産R35 GT-Rを披露するなど、日本車についてもその触手を伸ばしています。

ルーフとドア以外には全て手が入る

なお、今回公開された画像はレンダリングにとどまり、これだけを見ると「アーティストがIF(もしも)設定で作り出した理想のチューンドカー」のようにも思えますが、この画像をリリースしたPrior Designは、これまでにももっと派手なカスタムカーを多数製作しており、「本当にこれくらいはやるだろうな」という感じ。

画像を見ると、フロントバンパー、ボンネットは新しいものへと交換され、前後オーバーフェンダーにサイドステップ、リアウイングにリアスカート/リアディフューザー装着といった内容を持つようですね。

もちろん車高も落ちてホイールも大きなものへと交換されています。

なお、現時点でスープラのチューンを表明したのはこのPrior Designが「はじめて」ですが、現在の盛り上がりを見ると他のチューナーがどんどん参入してくる可能性もある、と考えています。

新型トヨタGRスープラについて、BMWとエンジンや給排気系、足回りを共通とするということを考えるとアクラポヴィッチからエキゾーストシステム、KWからサスペンションキットが登場するのは間違いなく、そのほかBMWを得意とするチューナー、たとえばACシュニッツァー、3Dデザイン、マンハート、ハーマンあたりがカスタム/チューニングパーツを投入する可能性も(既存のブランドイメージに配慮し、別ブランドにて投入してくるかも)。

そのほかチップのチューンが得意な「G-POWER」も、スープラのパワーをポンと上げるECUを提供するかも、と思ったり。

日本のチューナーも黙ってはいないだろう

そして新型スープラは大きなビジネスチャンスであり、新たな顧客を呼び込める機会になると考えると、これまで輸入車を得意としてきたショップ、たとえばスタディ(Studie)、ボンド(Bond)あたりもデモカーを発表するかも(リバティーウォークも黙っているとは思えない)。

さらには86/BRZの機能チューンを手がける本格派、プリウスやアルファード/ヴェルファイアのエアロパーツを手がけるドレスアップ系ショップも新型スープラに注目しているであろうことは間違いなく、久々に大きく盛りあがりそうなクルマが登場したな、という印象。

なお、ここ最近では「スズキ・ジムニー」も同様にアフターパーツ市場が盛り上がっており、これまでにはジムニーはもちろん日本車には見向きもしなかったセレブ系チューナー、たとえばカーン・デザインなどもジムニーのカスタムに参入しています。

やはり日本車に世界の注目が集まるというのは嬉しいことで、今後のスープラのカスタム事情については要注目(世界のチューナーがカスタムすることで、これまでの”国産”とは異なる手法やパーツが展開されることになる)だと言えますね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS)
-, , , , , ,