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なぜ?すでに日本でも納車が開始されたBMW 8シリーズに後追いでマット仕上げの「ファースト・エディション」追加

2019/02/05

通常モデル納車開始後に初回限定モデルが追加されるのは珍しい

BMWが8シリーズ・クーペに「ファースト・エディション」を追加する、と発表。
ファースト・エディションは近年だと「お約束」の限定車となりつつあり、多くのメーカーが同様の限定モデルを導入しています。

こういった「初回限定モデル」について、消費者としては「通常よりも早く入手できる」「特別仕様が手に入る」というメリットがあり、メーカーとしては「話題となる」「利益が大きい」という利点が。

よってBMWのほかジャガー、アルファロメオ、メルセデス・ベンツ、そしてポルシェもこの手法を導入しているものの、BMW 8シリーズの場合はすでに通常モデルの納車が始まっていて、「通常モデルよりも早く納車を受けられる」ということがメリットのはずの”ファーストエディション”の意味がちょっと薄れることに。

マットとグロス仕上げとの対比が特徴

なお、新型8シリーズ・クーペは日本でもすでに納車が始まっており、2018年末に30台が急遽上陸した、とのこと(BMWからのプレスリリースはこちら)。

他の国でも同様で、この状況において「ファーストエディション」を発売する意図はちょっと不明ではありますが、とりあえず今回の「BMW M850i xDrive ファースト・エディション」は全世界で400台のみの限定販売。

BMW M850i xDrive ファースト・エディションのボディカラーは「フローズン・バルセロナ・ブルーメタリック(”フローズン”はBMWだと”マットフィニッシュ”という意味)」で、それとコントラストを成すようにキドニーグリルやホイール、テールパイプなどはグロス仕上げの「ジェットブラック」に。

BMW M850i xDrive ファースト・エディションのインテリアはこうなっている

BMW M850i xDrive ファースト・エディションの内装だとフルメリノレザー仕上げとなっていて、シートはアイボリーホワイトとナイトブルーとの組み合わせ。

ルーフにはアルカンタラが使用され、ステアリングホイールもナイトブルー、トリムはピアノブラック。
シフトレバーの前には「First Edition」ロゴ、そしてシリアルナンバーが刻まれたバッジが装着される、とのこと。

そのほかはBowers & Wilkins製プレミアムサウンドシステム、専用仕上げのエンジンスタート/ストップボタン等が装備されているようですが、内外装含む特別装備はBMWでのパーソナリゼーション部門「インディビデュアル」にて仕上げられるようですね。

エンジンについては標準モデルとの相違はなく、4.4リッターV8ツインターボは530馬力を発生。
もちろんパフォーマンスも変わりなく0-100キロ加速は3.7秒という俊足ぶりを発揮します。

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