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レクサスが世界累計販売1000万台を突破(日本は50万台)!なぜレクサスは成功し、アキュラ、インフィニティはこれに勝てないのか

投稿日:2019/02/25 更新日:

レクサスは価格以上の品質を持ち、そして価格以上の満足を顧客に与えている

レクサスが全世界での累計販売につき「1,000万台を超えた」と発表。
レクサスはもともと北米向けの「トヨタの高級版ブランド」としてスタートしており、スタート時の構成は「LS(日本でのセルシオ)」と「ES(同カムリ)」。

アメリカだと高級車=成功者の証だと言われ、現在においても「出世したら高級車を買いに行く」という風潮がある模様。
レクサスはそこに目をつけて「品質と信頼性が高く、快適性に優れる」高級ブランドとしてのレクサスを投入し、これは目論見通り初年度から大きなヒットとなっています。

とくに「快適性」についてはメルセデス・ベンツ、BMW、アウディといったジャーマンスリーを大きく引き離しており、それらのクルマに対する考え方を改めさせるに十分であった、と言われていますね(北米市場はとくに快適性を重視する)。

レクサスは今でも成功者の証

そして現在だとすっかりレクサスは「成功者の証」だとしてアメリカには根付いており、たとえばアメリカのディーラーによると「ESほど売りやすいクルマはない」。

「アメリカでは乗るクルマがステータスを表す」という傾向があり、この理由としてはアメリカではクルマの購入形態についてローンやリースが一般的で、しかし高額なローンは収入に加えて「社会的地位」がないと組めない、ということを挙げています。
加えてアメリカのローンは日本とは異なって「人によって金利や貸付上限が厳しく管理され」、信用や社会的地位が低いと金利が高くなったり、借りることができるお金が少なくなる模様。

よって、いいクルマに乗っている人=収入と社会的地位が高いということになり、アメリカでは「出世するといいクルマを買いに行く」のが通例で、そして真っ先に選ばれるのがレクサスESという風潮があるようですね。

「高級」だと謳えば売れるわけではない

しかし、見た目や内装の素材を高級なものにして、快適なクルマを作れば「売れる」というわけではないのがアメリカ市場。

日本でも同様なところがあるとは思いますが、「高級」を標榜し、それなりの価格設定を行った場合、購入する人も「それに見合った品質や価値」を求めることになります。

そして、支払った対価に見合わないとその製品に対しては厳しい評価を下すことになり、「二度と買ってもらえない」ことに。

このあたり、燃費など経済性を重視して「割り切って」購入するコンパクトカー、積載性を重視して選ばれるミニバンとは異なることろで、「高級なクルマを売るのは結構難しい」のは間違いなさそう。

実際のところ、レクサスの成功を見てホンダはアキュラ、日産はインフィニティをスタートさせているものの、両者とも満足度調査では大きく沈む結果となっており、つまりこれは「実際に品質が悪い」というよりは「消費者が期待したほどの品質ではなかった」と受け取るのが妥当なのかもしれません。

一方でレクサスは品質や満足度調査では常に上位(というかトップ)であり、これを見ると「レクサスは価格以上の品質と満足性を持っているが、アキュラやインフィニティはそうではない」ということになりそうですね。

とにかくこういった結果を見ると、「レクサスは非常に優れたクルマである」ということがわかると同時に、他のメーカーができないことを実現した」考えてよいかと思います。

レクサスの地域別販売はこうなっている

なお、レクサスが今回公開した地域別販売は下記の通り(2018年)。
車種別の統計はありませんが、最大マーケットの北米に限ると、別の調査では最も売れているのがレクサスRX(2018年4月までで31,500台)、次いでレクサスNX(同18,835台)、そしてレクサスESという順番だとされますが、トップのレクサスRXの構成比でも(通年同じペースで売れたとすると)29%程度だということを考えるに、レクサスの販売構成比としてはけっこう「車首間で分散して」いるのかもしれません(レクサスは13車種ある)。

そして中国の販売台数がかなり多く、レクサスにとって「2番目」の市場規模を持つというのは驚きですね。

北米
323,482台
欧州76,188台
日本55,098台
中国161,862台
東アジア31,793台
オセアニア9,972台
アジア6,382台
その他33,555台
全地域合計698,330台

ちなみにレクサスは2018年に日本でも「累計販売50台」を突破したと発表しましたが(日本でのレクサス展開開始は2015年)、これは北米と中国の「1年分」とほぼ同じ台数である、ということもわかります。

VIA:LEXUS

 

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